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【しろくまにっき】発泡スチロール協会シロクマキャンペーンで鮭のプレゼント

(ホッキョクグマ ララ(メス/28歳) 札幌市円山動物園 2023年7月17日(月))
今年も夏の恒例行事を楽しませてもらいました。発泡スチロール協会のシロクマキャンペーンで贈られた特別な魚をホッキョクグマたちにプレゼントされたのです。以前は贈呈式などが行われ、グッズやアイスが振る舞われ、賑やかなイベントとして行われた年もありましたが、最近は動物園からの事前告知はなく、イベント感は薄れ、普段の給餌タイムが豪華になるというスタイルになっています。
↓12年前(ララとアイラ)の時は氷、果物、活魚のフルコースイベントでした。

当日の朝に開始の時刻を知ることが出来ます。今年は13時30分からシロクマキャンペーンガイドとして、ホッキョクグマ館2階 屋外で行われると発表がありましたが、同時刻に雨がパラついていたため、2階屋内でガイドが実施されました。

朝から気分が良かったのか、デナリは黒い浮きで楽しんでいました。

大きな青いポリドラムによい反応を示すホクト。旭山動物園でも大きなドラムで遊んでおり、お気に入りの玩具なのでしょう。

お約束のプッシュや、ごろごろと転がします。転がす最中に手が伸びるところがいいですね。

とても楽しそうな顔をしています。

13時30分になり屋内でガイドが始まり、そわそわし始めるリラ。屋上に誰かいることを察知したようです。昨年の同行事でも屋上から鮭を投げ入れたので、その記憶も残っているでしょう。

今年も屋上から投げ入れられました。今年も昨年同様の「鮭」でした。飼育員さんもスマホで撮影しながらの給餌で、なかなか大変そうです。

リラの近くに落とされた鮭を、沈む前に素早く咥えキャッチ、水中トンネルを経由し、陸へと泳いで運んでいきました。鮭を洞窟に運んでいくのかと思ったら、飼育員さんが(撮影のため)まだ屋上にいるので、餌がまだあるのかと期待したリラは、鮭を咥えたまま再びプールに戻っていきました。

飼育員さんが屋上から居なくなったので、鮭の尻尾を咥え、食べる場所まで運び始めるリラ。運んだ先は昨年と同じ洞窟の中です。

ホクトにとって円山では初体験になるこの行事。置かれた鮭のどこを咥えようか、一瞬考えていたようですが、まずはエラの部分を咥えて運び始めました。

途中で落としてしまったので、今度が尻尾に切り替え、ホクトも屋内に運び入れてしまいました。

デナリは歯が少ないため、飲み込んでも大丈夫なように、鮭の頭と骨を除き調理され、半球に隠すように置かれました。デナリは半球を少しずつずらしながら、鮭を少しずつ食べていました。
※鮭の頭と骨は、捨てずに他の動物に給餌予定だそうです。

ララはTOPの写真のように、魚の胴部分をガッチリ犬歯で捉え、屋内まで運んでいきました。ララは牛骨も魚も、あまりブラブラさせて持ち歩かないという印象を持っています。

屋内から顔を見せながら食べてくれました。

食べ終わった後のララは、さらに大きなプールを見回しながら入っていきました。水底やおもちゃをチェックし、他の餌がないかを確認したようです。他の動物に比べ、イベント体験回数が多いララですから、過去の記憶はしっかり残っているようです。

リラは食べ終わった後も、しばらく屋上が気になって仕方ないようすです。

ホッキョクグマの習性を垣間見ることが出来る、楽しく貴重なイベントが、これからも継続されることを願っています。

2023年7月17日(月・祝)の様子です。

関連記事(過去の発泡スチロール協会 シロクマキャンペーンの様子)はこちら↓

 

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