(Lara the Polar Bear, female 30 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2025.10.09)
2025年10月9日(木)
ララ(写真/メス/30歳)とリラ(メス/10歳)の展示場交替期間が終了し、昨日それぞれ元の場所に戻り、今日から展示が再開されました。結局、2頭が交替していた期間は2025年9月10日(水・休園日)〜10月8日(水・休園日)までの29日間でした。
ホッキョクグマ展示MAPも今まで通りの配置となり、ホッキョクグマ館ではリラとライトが交替展示、ララは旧世界の熊館で展示となります。円山動物園では基本的に寝室扉は開放されているため、屋内に入っている時間は観られません。
今回ララがホッキョクグマ館に滞在している期間中(29日間)、メイン放飼場に出たのは2日限り。
9月24日(水・休園日)と9月30日(火)ということになり、それ以外は寝室とサブ放飼場で過ごしていたということになります。ホッキョクグマ館のメイン放飼場とサブ放飼場は土と草地がある場所なので、ララはしばらくの間楽しんで来られたのかな?と想像します。
久しぶりに自宅に帰ってきたララは、何事もなかったかのように、通常の生活スタイルを送っているようす。開放された放飼場5マスを往復したり、寝室に入って休んだりです。
壁のツタは一部が刈り取られたため、ひと月前よりも量が減っていますが、日増しに紅くなってきています。
10月7日(火)に水換えが行われたプールはきれいなまま。矢印の場所にはピンクの輪っかが見えます。
これは10月7日(火)の閉園時にリラが屋内から運んで来て、この場所に置いたもの。2日経っても同じ場所にありました。
今日は担当飼育員さんがお休みのため、代番飼育員さんの屋内給餌を受けたリラ。外に持ち出して食べていました。
ミニ浮きを咥えたまま、カラスを追い払うリラ。
今日は屋内給餌だったため、カラスの飛来数も少なかったです。
壁にお尻をつけ、いつもの落ち着ける場所。
ユキヒョウ、アジアゾウ、レッサーパンダたちが日々展示場を交替しながら過ごしているように、ホッキョクグマたちも時々は気分転換に交替出来たらいいのかもしれませんね。
ただこれからは、いよいよホッキョクグマの繁殖時期が近づいてくるため、ライトとリラの繁殖(同居)に向けての準備に入られるとのこと。肌寒くなりつつある時期ですが、ホッキョクグマ館だけは熱くなりそう、いや熱くなってほしいと思います。
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