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しろくまにっき 3637 デナリの純粋な気持ちが表れる行動


今日はホッキョクグマ館プールの清掃、注水が行われるため、リラは終日非展示となりました。プール清掃は半日くらいで終わりますが、注水に時間がかかるため、展示再開は翌日のお昼頃からになります。ホッキョクグマ館のアザラシ、旧世界の熊館で暮らすデナリとララは通常展示です。
(2020年7月30日(木)の日記です)


プール清掃が終わり、注水中のホッキョクグマ館。


張り紙。


中二階のガラス下。プール内の水を循環させる出水口が並んでいます。普段見られない箇所が、水を抜いた状態なら見えるところもあります。


ララは屋内で給餌がありました。


デナリは檻側でもらい、食後には少し枝を咥えていました。その時見えたデナリの上前歯は、まだ健在でした。


堀に下りていくデナリ。思い出したかのように、一直線に向かった場所は・・・


堀の一番隅。水抜き穴周辺についた藻を手でこすり取ったり、舐めてみたり。少し舐めたら、戻っていきました。時々緑成分を欲するようです。


飼育員さんがヤンマーに乗って乾草の束を運んできました。乾草は、ゾウの餌になったり、冬場の草食動物たちの餌になったり、敷き藁に使われたりと、用途はいろいろ。


世界の熊館内に運ばれれば、当然もらえるのか?とデナリは高揚してきます。いつものように足取りは少し早くなり、首の振りも軽やかになります。


しかし残念、もらえませんでした。ええっ!?な感じのデナリ。どんな気持ちなのか、立ち去りホッキョクグマ館へ向かう担当さんの姿を、見えなくなるまで、ずっと、ずっと見ていたデナリ。どの道を通り、どこで姿が消えるのか、どこからならそれが見えるのか、デナリはしっかりわかっています。デナリに限らず、多くの動物たちは把握していると思います。

そんな午後の様子です。

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