「あら、いつの間に?」
オニオオハシが熱帯鳥類館の、元アカハナグマ放飼場に移動していました。鳥や小動物たちは、うっかりしていると場所を移動していることがよくあるものです。
3頭いたアカハナグマのうち、「ホセ」(オス)が2025年2月17日に12歳で死亡(安楽死)し、ボニータ(メス)が2025年5月4日に12歳で死亡(腎不全)したため、今はベロニカ(メス/12歳)が1頭で暮らしています。
アカハナグマが居た、その空きマスにオニオオハシたちがやってきていました。
円山動物園で2013年1月から飼育されているオニオオハシのトトとポコ(どちらも野生由来)。トトはオスと思われていましたが、2020年12月に採血を行い、DNA検査の結果2021年3月にメスだと判明されています。現在もメス2羽で一緒にくらしています。バードホールに比べたら狭いですが、それでもバタバタと屋内外を行き来しながら飛んでいました。
オニオオハシが餌場から離れた途端に集まってきたスズメたち。飼育されているわけではなく、檻をすり抜けてやってくる野生のスズメたちです。この近辺のスズメたちは巣材や餌に困らず逞しく生きていますね。
熱帯鳥類館の横を歩いていて、何か視線を感じる?と思ったら、窓辺にカンムリシロムクが留まっていました。彼らもまた住む場所がいろいろ変わっている個体。最初はアジアゾーンの熱帯雨林館内の現シロテテナガザル舎の一部で暮らしていましたが、その後カンガルー館へ移動、2024年4月12日(金)からはモモイロインコ1羽と共に熱帯鳥類館に移動してきました。(モモイロインコは2024年12月4日推定40歳で死亡)
カンムリシロムクのシロタロウ(オス)。
カンムリシロムクのムクコ(メス)。敢えて面白い写真を選んでみました。首には羽が生えておらず、伸ばすとちょっとおかしな格好になります。
オスに比べてメスの冠羽は短いです。
掲示のように窓際にいました。
熱帯鳥類館でも繁殖してくれるといいなあと願う、カンムリシロムクペア。
熱帯鳥類館の仲間たち。他にフラミンゴもいます。 暑い今時期は、屋外との気温差・湿度差が少ないので、レンズの曇りもなく過ごしやすいです。冬は鳥インフルエンザ対策などで閉鎖される時期も長かったりするので、ゆっくり会うには今が最高なのかもしれませんね。
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