スポンサーリンク

子煩悩な父ライオン「オリト」に感動の嵐!赤ちゃん展示もスタートした旭山動物園冬期開園


11月11日(金)から旭山動物園の2022年度の冬期開園が始まりました。不定期条件とはいえ、赤ちゃんライオンの公開も発表されているので、会えることを期待して出かけてきました。一桁気温でしたが天気に恵まれ、風もない穏やかな朝、開園前には入園待ちの長い列が出来ました。10時30分、開園の音楽が流れ開門されると、多くの人はのライオン舎に向かって流れていきました。
赤ちゃんたちがもう出ているかも?皆そんな気持ちだったと思います。


結果を先に言えば、公開初日は開園から閉園までずっと家族同居で展示されていました。皆の体調もよく、何より天候が穏やかだったせいかもしれません。これから雪のシーズンになれば、おとなでも短時間展示になります。気になる観覧制限ですが、ホッキョクグマの時と同様、特にはありませんでした。ガラス前や小窓は、特に混雑しがちでしたが「譲り合って」というのが基本スタイル。


冬期開園からめでたく掲示された「赤ちゃんが生まれました」のお知らせ。旭山動物園では、来園や出産などおめでたいお知らせは赤いボード。訃報は青いボードに色分けされています。


ライオンファミリーの新しい個体紹介。フウ、レイ、イトの見分け方も書かれています。
フウ・・・目が丸い、耳が大きい、今のところ一番大きい。
レイ・・・口元がほそい。
イト・・・つり目、毛の色がうすい。
ライオンの展示は基本11:00~14:00の間。天候や体調によっては出ていない事もあるそうです。


赤ちゃんたちはまだ生後2ヶ月。厳しい寒さで体調を崩さないように。


事前に旭山動物園のSNS動画で見ていたものの、実際に見てみると、オリトの子煩悩さには感動します。11月5日に初対面を果たし、ちょうど一週間というところですが、じゃれついてくる子どもたちにも、優しく接し、舐めてかわいがっています。写真は、右手でレイをあやし、イトを口であやし、フウはタテガミを引っ張って遊ばせてます。なんと3頭同時に育児を引き受けているわけです。


もちろん常時イオの厳しい監視下におかれているわけです。少しでも子供が変な声を出したり、イオが気に入らない行動を取った時には怒られます。出産したことで、イオの風格が一段と増しました。


フウの不敵な笑み(笑)


赤ちゃん時代は、電池が切れたように、スーッと昼寝に入ります。今日は日向があって良かったなあと思います。


イオだけは地面に休み、オリトと子どもたちをすのこの上に。イオは偉いなあ。両親で守るように子どもたちのお昼寝タイム。


フウが水飲み場にポチャン。水は通常より少なくしてあります。


落ちるとすかさずイオがやってきて、前足をつかって押さえつけながら上げていました。


お隣のトラは、キリル→リキ→ザリア・メイの3交代制。ザリア・メイの時間になると、イオが少し戦闘態勢に入り、視線が鋭くなります。ザリアの唸り声も響いてきます。子供が生まれたことで環境も変わり、発情等の関係もあるのか、動物間でもピリピリする時期はあります。


寄り添って眠る子どもたち。14時を過ぎると山に陽が隠れ、冷え込み始めます。活発に動いている時はいいですが、眠ると冷えるかなと、ちょっと心配になったりもします。気温は7.3℃。観ている側も防寒対策はしっかりしておいた方がいいです。
オリトとイオは座って体を休めることはしていても、昼寝はしていなかったようです。そしてオリトは一度も咆哮をしませんでした。

咆哮が主にテリトリーの主張であるならば、子たちを守るために、敢えて静かにしているとか?
たまたま咆哮しなかっただけかもしれませんが・・
ライオン家族の成長は、本当に見応えがあるものですね。

動画はまた改めて投稿したいと思います。

コメント

おすすめの書籍


       

       

タイトルとURLをコピーしました