(Lila the Polar Bear, female 10 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2025.07.01)
今日から7月。今年も半年が終わってしまいました。北海道も連日暑い日が続いていますが、ホッキョクグマたちは冷房の効いた屋内や日陰を利用しつつ、上手く暑さを凌いでいるようすです。今日のリラ(メス/10歳)は、屋外給餌の餌探しの際、丸太かどこかで顔を汚してしまい、目尻に「V」の字がついていました。顔にVの字というと・・そう、彼を思い出します。
ジャンブイ(オス)です。残念ながら、2022年12月14日に30歳(推定)で亡くなってしまいましたが、よこはま動物園ズーラシアで暮らしていた大きなオスでした。彼は鼻にVに見える線があったのが特徴でした。
一週間ぶりに円山動物園にやってくると、旧世界の熊館近くの野外ステージ前にプレハブが建っていました。何か工事が始まるのか?と思ったら、正門近くのセンター改修工事のための建物でした。現場と距離があるので、ちょっと大変そうですね。
ホッキョクグマ館には、ホッキョクグマの展示についての掲示物が増えていました。これは昨年掲示されたものと同じモノです。
朝はライト(オス/11歳)がメイン放飼場に出ている時間帯のようでしたが、扉が開放されているだけで、放飼場に姿は見せませんでした。冷房の効いた屋内で体の一部(写真)がゆらゆらしていたので、寝ていたわけではないようです。
天気が良い日の開園直後からお昼にかけてのメイン放飼場は、日陰も少なく、本当に暑いです。
日の出直後くらいからの屋外は心地よいものなので、おそらく屋外で過ごしているのではないかと推察します。
ライトの姿を(私は)見ないまま、10時45分からはリラがメイン放飼場に登場してきました。屋外に隠された餌を探して回る元気もあり、食欲もあります。
同時に壁の向こう側(サブ放飼場)からも、遊具を激しく動かす音が聞こえてくるので、ライトも餌探しを頑張っていることが伝わってきます。
屋内で休憩を挟み、再びメイン放飼場に出てきて、プール遊びを始めたリラ。
ゆっくり水浴するだけの日もある中、今日は遊びたい気分だったようです。
おもちゃを集めるリラ。
日差しが強く、日陰が少ない放飼場にも関わらず、よく歩いていた午前中のララ(メス/30歳)。
今日はミニプールの水の入れ替えが行われ、しばらく浸かっていたララです。冷たい水がたっぷり入っていて気持ちよさそうです。
ヤナギランが咲き始めていますが、ホッキョクグマ館メイン放飼場では、なかなか育たないようです。放飼場内の植栽計画は思い通りにはいかないかもしれませんね。
午後からの給餌で、ライトが登場することもあり、1日の個体交替が不定期な状態は継続中です。
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