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旭山動物園のホッキョクグマ「ピリカ」の赤ちゃんは順調な生育ぶり


前回は陰に隠れてはっきりとは見えなかった授乳シーンを、今回はしっかり見られたことに感激。春にはどんなスタイルで授乳しているのか、ちゃんと実物で観てみたいです。男鹿水族館のユキスタイルがあったように、もしかしたらピリカスタイルがあるかもしれません。


生後2ヶ月ともなると、表情はより豊かになり、モニター越しでもよくわかります。ホッキョクグマの育児風景をリアルタイムで観られるとは、リラの時からほんの数年が経っただけなのに、文明の進化には驚かされますし、今後の進化も楽しみです。


前回にはなかった、ホッキョクグマ産室見取り図も増えていました。産室の中にはウッドチップが敷かれています。赤ちゃんは生後2ヶ月になると、動きも徐々に活発化し、産室から寝室の方まで行動範囲を広げてきているようです。


ずっと絶食状態だったピリカに、ペレットを給餌し始めるようになっていた1月初め。その後、寝室の清掃にも入るようになっていたと聞き、円山伝説にずっと触れてきた私にとっては、少々衝撃な現実に驚きました。円山では、親子を屋外に出すタイミングで、ようやく清掃が入るという、細心に細心を重ねたララ対応でしたが、ピリカは赤ちゃんと離れて扉を閉められても、ごはんが用意されていたら大丈夫なのかな。個体によっても違うものだと、ララ以外の個体が出産、育児してくれたことで気づけることもたくさんあります。園館の方針も大きいと思いますが。
13年前のこと、円山動物園で2008年12月9日に生まれたイコロとキロルが、初めて屋外に出たのは2009年3月16日でした。真っ白な赤ちゃんが出てくるものと遠くから見守っていたら、思っていたのと違う色の親子が登場したのは、今でもいい思い出。今回のピリカの赤ちゃんは、きれいな寝室で生育中なので、きっと真っ白な状態で初登場なのでしょう。いつごろ実物に会えるでしょうか。

現在は、屋外のホクトと、サツキ・ルルの展示場が交替されているとのこと。ということはそれぞれ一旦屋内に収容し、親子の傍を通過しているのですね。ピリカの大物ぶりに、ますます期待大です。

2022年2月18日(金)の様子です。

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