昨年(2024年)8月24日、旭山動物園で誕生したアムールヒョウの赤ちゃん(メス)。2024年11月11日から公開が始まったものの、赤ちゃんが右後脚の大腿骨骨折をしてしまい、手術・療養のため2か月と一週間の非展示期間を経て、親子は2025年1月20日から屋外に出始めているようです。展示といっても、寝室扉は開放されているので、親子が屋外に出てきた時だけ姿が見られるといった状況でした。
今回の写真は、2025年1月23日(木)に訪問した際のアムールヒョウ親子です。
屋内から階段を登って、ひょっこり顔を出したアムールヒョウの子(メス/生後4ヶ月)。瞳の青さはまだ少し残っているのか、光の加減で青っぽく見えたり、グレイっぽく見えたりしました。
開園時間中の多くは、屋内にいる方が長いようで、何度か通っている間に数回、姿を見ることが出来ました。
獣舎に貼ってあるサイン。
11月はまだ雪がなかったですが、今ではすっかり雪景色。
アムールヒョウは寒さが得意な動物なので、冬の旭川も全く平気です。雪面に座って親子でくつろぎタイム。
アムールヒョウもまた基本単独生活者なので、父親のデン(2歳/写真右)は育児に関与せず、隣の獣舎で暮らしています。デンの隣に暮らすユキヒョウのユーリ(メス/5歳/写真左)は、すぐ隣で休むデンに対し、威嚇する場面もよく見られます。
母に向かって、アタックをして遊んでいる子ども。愛称はまだ決まっていません。
みらい(母/7歳)の背中に乗る子ども。
みらいだけが高い場所に登っていくことが何度もありましたが、子どもは登っていかないようでした。足に不安があるのか?自分の意思で登らないだけなのか?
翌日には生後5ヶ月目に入る子ども。体もずいぶん大きくなってきました。
大腿骨骨折なら大怪我だと思いますが、思ったより早く屋外で姿を見られて、嬉しい驚きでした。子どもの早い治癒力を信じ、これからもすくすくと成長していきますように。
2025年1月23日(木)のアムールヒョウ親子の様子です。
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