1915年1月1日に開園した、大阪の天王寺動物園は今年で開園106年。開園100年の年にホッキョクグマの赤ちゃん(モモ)が公開され、賑わっていたことは記憶に新しいです。日本で3番目に長い歴史を持つ天王寺動物園(1番上野動物園(1882年)・2番京都市動物園(1903年)) に先日訪問したところ、新施設がオープンしていました。それは動物舎ではなく、学習棟と休憩棟でした。
マップで見ると、ちょうど中央あたりでしょうか。赤丸のところ。
写真右手が休憩棟で、飲食店舗のある「Foo Zoo」とお土産のある「Goo Zoo」。写真左手が学習棟の「TENNOUJI ZOO MUSEUM」です。
前回訪問した時には、確かこのあたりに白雪姫の時計台があったはずだけどなと探してみたら・・
TENNOUJI ZOO MUSEUMの館内には、大きなスクリーンから映像が流れていたり、剥製、骨格標本などがたくさん並んでいました。奥にあるアジアゾウの骨格標本は、天王寺動物園で1950年〜2000年の50年間飼育されていた「ユリ子」の標本だそうです。
このような展示物は、写真からでもある程度イメージは出来ますが、剥製が持つ力は大きいですね。元は生きていたということを思うと、いろいろな感情も生まれますが、だからこそ伝わるのかもしれません。
ミュージアムという名前のとおり、きれいに展示されていた、その標本の数の多さにも少し驚きましたが、これも所蔵の一部だそうです。
黒バックで、ライティングされていると、よりカッコよく見えます。
ここでもホッキョクグマの剥製がありました。戦時中1943年ごろ、戦況悪化の折の、猛獣処分に該当してしまった個体だそうです。もう70年以上もの長い時間、きれいに保たれていますね。
他にもホッキョクグマの剥製を見た場所は、旭山動物園、サケのふるさと千歳水族館(旧千歳 サケのふるさと館)(現在剥製は千歳市役所に移動)、男鹿水族館GAO(現在は非展示)、アドベンチャーワールド、日本平動物園、とくしま動物園、大英博物館。
ホッキョクグマが本当に絶滅してしまったら・・剥製でしか見られなくなる時代が・・・来ないことを願います。
コメント
10年近く前にスーパースポーツゼビオ ドーム札幌月寒店にホッキョクグマの剥製が3~4体いた記憶がありますが、まだいますでしょうか。
何気なくディスプレイの一部になっていて、誰でどこからやってきた等、聞く勇気がなく(店員さんも知らないのでは)、謎ですが。
意外な場所に3~4体も!。なかなか出かけない方面ですが、何かの折に覗いてみたいと思います。
ありがとうございます。
サーカスの帰りにフラッと入ったらたまたま見つけて衝撃を受けました。今はどうなっているかわかりませんが是非行ってみてほしいです。
どこから来た子たちなのか、謎です。
サーカス・・懐かしいですねえ。あの頃でしたか。
ホッキョクグマの剥製って、あるところにはあるものなんですね。
管理もそれなりに大変でしょうね。
見てみたいです。