(Lila the Polar Bear, female 10 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2025.04.29)
2025年4月29日(火・祝)。あいにくの雨となった祝日。大型連休中でも悪天候の日となれば、出足も悪いようで、来園者は少なめのようでした。写真はガラス前からプールに飛び込んでいったリラ(メス/10歳)。しかしながら何度見ても、リラのお尻の形はまん丸で美しすぎますね(^^)
先日(4月22日(火))以降、ライト(オス/11歳)の右後肢に出血が見られ、一時的に足をつけない状況にあったことから、4月29日(火)に麻酔下で検査されることが事前に発表されていました。今日はその当日です。治療及び検査は午前中から行われており、ホッキョクグマ館の屋内扉は両方とも閉鎖された状態で実施されていました。寝室は3箇所ありますが、具体的には写真に矢印で表示した扉の奥にある寝室で行われていたとのことです。
ライトの検査結果については、円山動物園HPで発表されていますが、要約すると・・
1.軽度の指間皮膚炎が複数個所に認められた→治療(消毒・洗浄・薬剤の塗布)
2.右後肢の関節についてレントゲン撮影を行う→異常は認められなかった。
3.血液検査・レントゲン検査・エコー検査を行う→明確な異常なし。
4.生殖能力の確認→リラとの同居や人工授精を視野に入れ、準備を進める予定。
ライトと大勢の人の気配を、ニオイや音で感じているだろうリラ。かなり気になる様子で、何度も近づいていましたが、扉から離れたりプールに入る時間もありました。
放飼場を歩き回るリラ。冬の長い毛が少しずつ抜けているのを感じますが、まだ全体的に多いですね。今年は例年より若干抜けるペースが遅めかもしれません。
4月第2週目の休園期間に補修工事が進められていたララプールですが、工事完了から乾燥期間を経て、今日(4月29日)は初めての注水日。アザラシプールと同様に、プールの色を水色からグレイに変更されましたが、光の加減では青っぽく見えたりもします。
ポリタンクの下に隠された餌をモリモリ食べるララは、まだ旧世界の熊館の北寄りの放飼場に滞在しています。プールの状況をチェックされてから引っ越し予定。
腕組みして立ちあがる、リラ監督。
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