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ピリカの赤ちゃん ハプニングで見せた可愛い泳ぎ


【2022年4月5日(火) ピリカと赤ちゃんの屋外訓練】
朝のうちは、まだひんやりと肌寒さを感じる旭川。4月1日から4日しか経ちませんが、雪解けが早く、季節がぐっと進んだ気がしました。3月28日(月)から始まった、ピリカと赤ちゃんの屋外練習は5日目になり、赤ちゃんの行動は徐々に活発化してきたようです。


4日前の4月1日は、少し降雪があったこともあり、放飼場の一部は白い雪で覆われていました。赤ちゃんが新雪の上を滑る姿は、とても可愛らしかったです。写真の背景には滝があるのですが、上からの滝水は止められており、滝壺にも水はありませんでした。


4月5日、滝壺には水が入っており、赤ちゃんが覗き込む様子が何度か見られました。この滝壺の水を見るのは初めてでしょう。


相変わらずガラス面が気になる赤ちゃん。前回よりももっと背伸びをして、タッチしてくるようになりました。ガラス前にはスマホが並び、「アイドルの撮影会だね」という声が聞こえてきます。


ピリカと壁の隙間に入り込み、ガラス面に向かって立ち上がる赤ちゃん。今まで見てきた赤ちゃんたちも、母親と壁の間にグイグイ入る行動を見せてくれましたが、小さい頃ならではでとても可愛いです。前回と違い、ピリカも赤ちゃんも毛が濡れているのがわかります。


今回はピリカも赤ちゃんもプールに入る姿を見ました。一緒ではなく、別々なタイミングでした。


ピリカがプールに入水しても、赤ちゃんは陸から見ているだけでした。ピリカは赤ちゃんを誘っていたのかもしれませんが、自分が水浴したかっただけかもしれません。程なく陸に上がり、残った雪の上でスリスリタイム。4月の雪面はホコリも多く、しかも冬の間の(サツキ・ルルの)汚れが出てくるので、あまりきれいではありません。プールに入ってきれいになっても、スリスリで汚れてしまうことも多々あります。


訓練回数・時間を経て、ピリカと離れる距離が少しずつ遠くなる気がします。今回は今までの訓練時間よりも長く屋外で過ごしています。TOPの写真のように、可愛い顔を覗かせてくれるガラス面のすぐ横は、高低差のある崖の上なので、足を踏み外したらドボン(プール)なのです。いつかはやるだろうなと思ったら、案の定のドボン。コンクリートではないので骨折等の心配はなくとも、泳げるだろうか?ピリカは助けに行くだろうか?と、多くの人が心配になったところだと思います。


赤ちゃんは泳ぎました!さすがに顔をつけて泳ぐことはしていませんでしたが、四肢をもがくように動かし、犬かきのようにして、ちゃんと陸まで辿り着き、自力で陸に上がりました。ピリカは陸から見守り、水に入ることはしませんでした。「ほら、出来るからこっちへいらっしゃい」てな感じでしょうか?なんでしょう、この親子。出産後から今日に至るまでのこの落ち着きっぷり。園長さんの、神経質に向かえば、それは動物にも伝わるという言葉を噛み締めていました。しかし、やはり個体のタイプにも依るかなあとも思います。


放飼場内に植栽されている木の周りの電柵は、やはり通電しているようで、今日はビリリ体験も済ませたそうです。(見られませんでしたが)


前回気になっていたこと(肉球タッチ、転落、電柵)全てをクリアにしてもらった1日になりました。


休園明けには、飛び込みは当たり前、潜水も見せてくれるかも。

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コメント

  1. KUNI より:

    もう泳げたんですか!すごいですね!
    さすがピリカの子!ピリカはララの子供たちの中でもピカイチの運動神経で
    円山のモートの壁を上までよじ登ったのはピリカだけでしたよね。
    旭山は練習用のプールがなさそうなので心配でしたがいきなり大きなプールで
    泳げてしまったとは!
    何でも難なくできてしまうスーパー赤ちゃん!大物になりそうな予感!

  2. MAYU MAYU より:

    もがいているうちに、岸にたどり着いた・・という感じですが、
    これが経験となって、この先も自分の意思で泳げるようになっていくのでしょうね。
    タイミングや個体によっては事故になるケースもあるでしょうから、よかったです。
    泳ぎ方は人間の赤ちゃんのベビースイミングにも見えて、可愛らしい瞬間でした。

  3. KUNI より:

    他の方の映像で見ましたが本当にあの高さからストンと落ちてしまったのですね。
    溺れたり怪我をしなくて本当に良かったです!
    立派なクマかきに見えました(笑)
    ピリカは初産にも関わらずなかなか落ち着いた母親ぶりのようですね。
    ツヨシもピリカも生後数年間もオスだと思われていたのが今更ながら不思議です。
    イコキロは素人目にもオスであることが確実だっただけに。
    当然女の子とわかって育てたララから叱られそうです。
    また、今のフブキくんやホウちゃんの年齢で既にララの子供たちは他園に移動していた
    ことを考えると色々な思いが湧きます。

  4. MAYU MAYU より:

    子どもにはハラハラさせられることが、これからもいろいろあるでしょうね。
    母親と一緒に居られるうちに、たくさんの事を学んでほしいです。

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