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ホッキョクグマ「ミユキ」に会いに王子動物園へ

大阪から移動し、2023年10月21日(土)は神戸の王子動物園へ行ってきました。開園前から並んで待つのは久しぶり。開園30分前なので、来園者もほとんどおらず、係の人が開園準備を始めている時間帯でした。王子動物園の歌「ずーっといっしょ」が流れていたことに、初めて気づきました。

王子動物園の入園券の券売機は、開園10分前の8時50分に開きます。今までは切符のような小さな券だったと思うのですが、今回はこんなカラーのチケットが出てきました。

正面ゲート前には、お知らせ、注意書きがたくさん貼られています。意外と注意事項が多いので、待っている間にチェックしていました。

ホッキョクグマのミユキ(メス/32歳)です。誕生日は1990年11月30日。来月33歳になる、現在国内最高齢のホッキョクグマです。とべ動物園のバリーバ(メス/32歳)の誕生日は1990年12月17日で、同年生まれですが、ミユキの方が半月だけ年上ということになります。

ミユキは今年3月末に臍ヘルニアの手術を行い、しばらく非展示で療養していた期間がありましたが、現在は体調を見ながら日々の屋内・屋外で過ごしているようす。広い獣舎のどこに居てもすぐに見えるように、各所にお知らせが貼られてました。

10月の神戸で雪は降りませんが、王子動物園のホッキョクグマ舎には、2012年から人工降雪機があるので、人工の雪山を作ることが可能です。高齢のためか、今日は目立った遊びは見られなかったミユキですが、1日に何度もこの雪山を崩すように雪をかいていました。

かいているうちに、少しずつ雪山が崩れていきます。午前中は止まっていた人工降雪機も、お昼ごろには稼働し、再び雪を積もらせていました。

屋内外を出入り自由にされ、屋内の檻マスの中にはペレット、小松菜、ニンジン、白菜、青菜などが置かれていましたが、たまに少しだけ食べるだけのようで、午前中はほとんど写真の状態で残っていました。

少しだけ横になる時間がありましたが、長く昼寝することもなく、座ったりゆっくり歩き回ったりと活動していたミユキ。

少し休み始めるようだったので、他の動物舎を巡り・・・

13時30分ごろに戻ってくると、餌は全てなくなっていました。食べてしまったのかもしれないし、水をかけた跡があるので、飼育員さんが片付けられたのかもしれません。

今回とても嬉しかったのは、数年ぶりにレッサーパンダのガイア(オス/19歳)に会えたこと。会えたと言っても、顔を上げた瞬間の数秒だけ「見た」というレベルで、長〜く昼寝をしていました。

こちらもガイア。床をはく箒の音に顔を上げた瞬間です。
双子のコーアイ(釧路市動物園在住)と共に、ご長寿さんですね。

メスのノハナ(6歳)とガイアは同居中でした。涼しくなってきたおかげなのか、2頭とも屋外で昼寝をしていたので、今回2頭とも姿を観ることが出来ました。顔を上げるのを待つ時間の方が、圧倒的に長かったですが・・・

別な獣舎で暮らしている、ガイアの息子ジャズ(6歳)。ガイア父とミンファ母という美形から誕生した、これまた美形の息子さんは、飼育員さんがユーカリの木を切っている様子を、高い木の上から眺めてました。

ロバのブンタ(オス/9歳)。四肢に何か装着されていますが、おそらくサシバエによる吸血やウイルス感染を防ぐための包帯みたいなものだと思われます。元気に鳴いたり、歩き回っていました。ロバの鳴き声を聞いたのも久しぶりでした。

今日のカバの屋外担当は、出目男(オス/41歳)。毎回のように大口を見せてくれます。

ユキヒョウのユッコ(メス/14歳)。15時ごろになり、ようやく目覚めて降りてきてくれました。同居していたオスのフブキは今年2月8日に多摩動物公園へ移動してしまい、再びひとり暮らし中。相変わらずのイケメンばりのカッコよさ。子どもの頃と随分イメージが変わりました。

アムールトラのショウヘイ(オス/4歳)も、ようやく王子動物園で姿を観ることが出来ました。あの可愛らしかった多摩時代に比べて、大きくなりました。
ショヘイの名前の由来は、大谷翔平選手です。

帰り際には、少し雨がパラいたので、大きな虹がかかっていました。
また来年会いましょう。

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