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しろくまにっき 1688



送る会

ついに送る会当日となってしまいました。
でも、まだ1日ある・・そんな気持ちがあるのか、
未だ移動するという実感が沸かず、
檻に入ったポロロとマルルを見て、ようやく実感するのでしょうか?
単純に現実逃避しているだけかもしれません。(^_^;)
朝から、いつもより多めのお客さんがホッキョクグマ舎に集まっていました。
送る会開始の1時間以上前から、すでにぐるりと一周は人垣が出来ました。


昼寝

明らかにいつもより多い人垣の中心で、午睡の親子。
あくびしているポロロ。

送る会

2重3重の人垣が出来、13時30分から「ポロロとマルルを送る会」が始まりました、いや、始まっていました。
というのも、いつ始まったのか、全く気付かず・・・・。
周囲の人たちも、「時間過ぎたのに、なんで始まらないんだろう」とつぶやいていました。
どうやら、マイクかスピーカーの状態が良くないまま進めてしまったようで、
気づいた時には、すでにお話は全て終了。
大切なセレモニーで、何か不完全燃焼な感覚が残ってしまいました。

マルル待つ

13時43分、授乳中でしたが、親子は一旦、隣の部屋へ移動。
その間に、放飼場に、いつものおもちゃと、スイカ3玉、牛の肋骨が用意されました。
(写真はマルル)

よりどり

最近のおもちゃを、一挙大放出です。
その中から、スイカを見つけて、それぞれの場所で食べた親子。
(左ポロロ、右マルル)

骨

骨には少し肉がついているので、少しかじったり、
でもおもちゃとして遊ぶことが多かったようです。(ポロロ)

ララポロロ

今夜は、親子で過ごす最後の夜。
(ララとポロロ)

親子

明日の移動作業(麻酔)のため、夕飯は抜きとなってしまいますが、
いつも通りの、楽しい時間を過ごしてもらえたらと思います。
(左からマルル、ララ、ポロロ)
送る会の準備と、登場してスイカを食べる様子。
せめて、「只今から、ポロロとマルルを送る会を始めます」だけでも聞けたら
良かったのですけどね・・・
16時30分。
檻のマスに収容される親子。
しかし、扉が途中で止まってしまいました。
隙間に入ったおもちゃが引っかかってしまったのかな?
ポロロとマルルは通れますが、ララは通れません。
どうしたのかな?と触っていたマルルが、全開させました。

コメント

  1. なお より:

    何とも、言いようがないですね。静かな送る会、のような気がします。
    これまで、あの広い放飼場で、ララも、これまでの子供達と思う存分、遊び、駆け回っていたのに比べ、今回は、そういった光景が少なかったこともあり、淡々とした心持になってしまうのかもしれません。
    ララが母として、成熟し、どっしり構えた態度でいたことも、関係あるのかもしれない、と感じます。
    でも、何かが違う、何かひっかかる、とう気持ちが否めません。
    去った後に実感するのでしょうか。それが、悲しい。
    無事に成長し、これからも健康で幸せな時を過ごしてほしい。
    「人」が勝手にその生き方を決めてしまって、ごめんなさい。

  2. ルビー より:

    まゆさん、送る会を紹介してくださりありがとうございます。
    昨日が最後の親子の夜だったんですね・・・・
    ↑なおさんの最後の1行・・・同感です。
    切なくて、何も書けずごめんなさい。
    これからも、ララ親子が幸せでありますように。

  3. 明日はポロロをのせたトラックの到着を見届けたい気持ちで
    不審者ばりにとくしま動物園周辺をうろうろするつもりです・・(笑)
    ストレスなるべく少なく穏やかに移動の前後、できるよう願っています!
    URLは今朝の新聞記事です(画質悪くてスミマセン;;

  4. リラックマサコ より:

    本当にこれで親子がお別れなんですね。
    ピリカのように里帰りもありかと思うんですが、どうなんでしょうか?
    せめて姉妹が一緒に移動なら、良かったのにと思います。
    徳島動物園は、ララのお父さんが過ごした所でもあると聞くので、
    姉妹でそこに移動できたら良かったのに、とも思うんですが、動物園の諸事情で難しいんでしょうね。
    それにしても複雑な気持ちです。
    姉妹の末長い幸せを願ってやみません。

  5. ミチコ より:

    MAYUさん 毎日ブログの更新ありがとうございます。
    お陰様でこの一年、思いもかけない楽しみや喜び、驚き、こころ温まる日々を過ごさせて頂きました。昔から「会うは、別れの初め」とはよく言ったもので、ただ、ただシロクマたちの幸せと、充実した生涯を祈るばかりです。 お別れは悲しいものですねエ~(=_=)
    これからもブログのフアンで、動物たちが少しでも幸せに暮らせるように
    ささやかな、行動をできればと思うばかりです。お体に気を付けてご活躍をお祈りしています(=^・・^=)。

  6. 北のおじさん より:

    はじめまして。いつも楽しみにブログを拝見しています。
    せっかくのセレモニーなのに、そんな事があったんですね。私が居たところからは園長さん、ボランティアの代表さん、飼育員さん(ちょっと声が感極まっていたような)の挨拶をハッキリ聞くことが出来ました。
    画像のアングルを見ると、比較的近いところに居たと思うのですが、ちょっとした風の向きなんでしょうか?詰めかけていた多くの人が挨拶を聞けなかったのであれば、とても残念な事です。
    1年間、双子をメインに動物園に通っていたので寂しくなりますが、母親とも、姉妹それぞれとも離れ離れになるストレス、かつ暑い地域への環境の変化に負けずに双子が元気に暮らしてくれればと思います。

  7. MAYU より:

    しろくまらぶさん
    新聞記事をありがとうございました。
    ポロロのとくしま到着は、おそらく夜。
    開園時間中ではないと思いますよ。
    公開したら、また会いに行ってあげて下さいね。
    今日のところ、無事、檻に入り、麻酔からも覚めています。
    明日の道中の無事を祈りたいと思います。

  8. MAYU より:

    北のおじさんさん
    いつもありがとうございます。
    今日、何人かに伺ったところ、看板が立っていた周辺の人は聞こえたそうで、
    真ん中から、北側にかけては、聞こえなかったもよう。
    それがあってこその、送る会なので、
    聞けなかったことが、とても残念です。
    聞いていた方に、少しだけ内容を教えていただけたのが、
    せめてもの救いです。
    今はただ、明日移動の無事を祈っています。

  9. ふみ より:

    見守り続けた飼育員さん、円山ファン
    の方々のお気持ちを考えると目頭が
    熱くなりました。
    みんなを笑顔にしてくれるララちゃん
    一家には、素敵な未来が待っていると
    前向きな気持ちで応援しています。
    いつも、丁寧なブログありがとう
    ございます。

  10. アリス より:

    MAYUさんはじめ、こうしてみなさんと寂しさを共有できるのがせめてもの救いです。
    両動物園ともポロロとマルルがやって来ることを楽しみにしているようですので、どちらも大事にしてもらえると思いますよ。
    両動物園に喜んでもらえるのですから、それはそれでよかったと思います。
    一番つらいのはララかもしれませんね。

  11. めぐ より:

    MAYUさんこんばんは、毎日ブログ楽しみに拝見させて頂いてますが
    今日ほど悲しくて切なくて何とも言えない気持ちはありません。
    今夜ララと双子はどうしているのかと考えると涙があふれます。
    MAYUさん、明日はお見送りに行かれるのですか?
    もし行かれるのであればよろしくお願いします。
    ララ、ご苦労さまでした…
    ポロロ、マルル新しい土地に行っても頑張ってね…
    そして明日の移動とこれから双子の幸せを心からお祈り致します。

  12. リリアン より:

    こんばんは。
    ブログ、いつも楽しみに拝見しています。
    野生下のホッキョクグマを取り巻く環境が、年々、悪化している中で、動物園の役割のひとつに、もちろん、繁殖があるのはわかるのですが・・
    まだ、授乳が必要な彼女たちを、母から引き離すことに、釈然としない思いがあります。
    ララの子供たちばかりが増えていく現実も、正直不安です。
    ララの年齢を考えると、産めるうちに・・と考えてしまうのは、なんだか、人間の勝手な都合のような気がしてしまうのです。
    国内で、ある程度の繁殖成果をあげなければ、海外と連携することはできないんでしょうね。
    母と娘が、離れることなく数年を一緒に過ごしていく中で、どのような関係性を築いていくのか、反抗期があったり、本気で喧嘩をしたり・・そんな光景を見てみたいなとも思います。

  13. 東京より より:

    またこの日が来てしまいましたね。
    アイラの時から、お邪魔させてもらっていますが
    沢山の愛情溢れる写真を、いつもありがとうございます。
    双子には、会ったことないのですが
    長旅を無事送れる事を祈っています。

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