スポンサーリンク

【円山オオカミず860】カエデとジュリの公開始まる 遠吠えに感じた懐かしさ

(左カエデ 右ジュリ 2022年12月15日)
2022年12月15日(木)。円山動物園にシンリンオオカミの展示が復活しました!先代のオオカミ・ジェイ(オス)が17歳で亡くなってから7ヶ月。もうこの場所でオオカミを見ることはないのだなあと空き獣舎を寂しく見ていたので、展示復活は活気も戻り、とても嬉しく思います。シンリンオオカミは元々寒い地域に生息する動物なので、鹿児島から移動した気温差に慣れてしまえば、寒気や雪には問題ないのかなあと思います。平川動物公園から来園した2頭は生後7ヶ月という若さゆえ、順応性も高いと期待しています。


2022年12月12日(月)  平川動物公園から円山動物園に移動したジュリとカエデ
2022年12月13日(火)  屋外放飼場の訓練が始まる(サブ)
2022年12月14日(水) 休園日
2022年12月15日(木) メイン放飼場での一般公開スタート 新しい個体紹介パネル(写真)も掲示


円山オオカミの家系図も掲示されました。カエデとジュリの父ショウは、ユウキと同腹兄妹。そのユウキは現在、とくしま動物園で単独生活を送っています。


12月13日(火)まで掲示されていた個体紹介パネルも参考までに掲載します。


サブ放飼場で訓練していた12月13日(火)はあいにくの雨でしたが、公開初日までに再び数センチの雪が積もり、いいコンディションになってきました。


放飼場は緩やかな傾斜地になっていますが、滑ることなく速歩き、小走りでぐるりと回っています。同じ場所を通るので、すでに獣道が出来上がっていました。


ちょうど裏側で何かの作業をしている最中です、車も通るので、気になることもいろいろ。


カエデの怖い顔が撮れていることが多い(苦笑)。


ジュリの背中のトップコートがなぜか立っています。


毛色の印象で怖そうに見えますが、落ち着いた感じに思えるジュリ。


山の上で休むカエデ。白目が見えると、やっぱりちょっと可愛い。


仲良く並んで丸くなって寝ます。山の頂上を選ぶとは意外でした。


先に立ち上がったジュリ。


遠くに救急車のサイレンが聞こえた少し後、ジュリが短く遠吠えをしました。救急車のサイレンが聞こえていない時でも数回吠えました。円山ではここ数年オオカミの遠吠えを聞く機会がなく、以前の個体たちは、救急車のサイレンきっかけで遠吠えすることもあったので、とても懐かしく思えた瞬間でした。


今は特に2頭で行動することが多く、仲睦まじい瞬間がよく見られます。檻越しにク〜ンク〜ンと言いながら近づいてきてくれることもあり、とても癒やされます。

メイン放飼場で過ごす2頭の様子と、ジュリの遠吠え、ホッキョクグマ舎まで届く声です。

↓関連記事はこちら↓

コメント

  1. リク より:

    円山オオカミずのストーリーがまた繋がったこと、とっても嬉しいです!
    ついこの前まで平川で両親、兄妹とわちゃわちゃしてたふたりが、ジェイやキナコ達が過ごした円山の景色にいることが奇跡的すぎて未だに夢のようですが、たくさんの方にあたたかくデビューを見守っていただけて、自分の親戚の子のことのようにハッピーです(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
    ふたりのこれからの成長とともに、こちらのブログもまた、さらに楽しみにしてます♪

    • MAYUMAYU より:

      奇跡的・・まさにですね。
      実際にその姿を見ていると、じわじわと感動が押し寄せてくる感覚です。
      もし別な計画が順調に進んでいれば、オオカミ展示はなかったかもしれないと思うと、
      不思議な縁みたいなものも感じます。

おすすめの書籍


       

       

タイトルとURLをコピーしました