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平川動物公園のシンリンオオカミ ショウとミナの大所帯


シンリンオオカミのショウ(オス/11歳)です。2019年11月6日に円山動物園から平川動物公園(鹿児島)に移動し、メスのミナとペアとなり、今年(2022年)4月28日にめでたく5頭の子どもたちが誕生しました。訪問したのは9月2日。子どもたちは4ヶ月を過ぎ、随分大きく成長していました。


ショウは、札幌市円山動物園生まれ(父ジェイ、母キナコ)。
ミナは、旭川市旭山動物園生まれ(父ケン、母マース)。どちらの両親もすでに他界しています。


ショウ(右)は、ユウキ(左)という同腹兄弟と、ルークという兄と両親の元で、元気に成長していきました。


お母さんはキナコです。授乳中。


ミナ(右)は、ワッカ(左)という同腹姉妹と、兄姉たちと両親の元ですくすくと成長していきました。


お母さんはマースです。授乳中。


ミナ(写真)は2016年に平川に移動し、オスのロジックとの間に2018年5月11日に4頭(オス2、メス2)の赤ちゃんを出産。しかし残念ながらその後7月に2頭が亡くなり、11月にも1頭が亡くなり、ジン(オス)だけが無事に成長しました。2019年3月には夫のロジックまでも亡くなり、ミナと息子のジンだけになってしまいました。息子のジンはショウの来園に伴い、群馬サファリパークへ転出していきました。今回の出産は2回目。大変なことが続きましたが、今回は穏やかに進んでくれたらいいなと願っています。


休んでいたショウが目覚めました。時期的なものなのか、ショウだけでなく、オオカミだけでなく、多くの動物にコバエがたかっていました。きっと鬱陶しいでしょうね。


ミナ(メス/8歳)に会うのも久しぶり。左目のまわりが少し黒かったですね。


わらわらと大所帯。ショウとミナはすぐにわかりますが、子どもたちは誰が誰なのやら?目が慣れるまでは、少し時間がかかります。


ざっくり分けると、白っぽい写真の3頭と、それ以外の黒っぽい4頭に分けられます。


ヨモギは一番白っぽいです。


ゼン(オス)は一番黒っぽいです。この黒さはケンから受け継がれているのかも?


カエデは白っぽいけど、口元や頭が黒っぽい。ジュリは体格がよく口吻部分がシュッと長く見えます。カエデとジュリはとても積極的な感じでした。


とてもマイペースで、穏やかそうな顔に見えたのはシズク。5頭の中で一番円山系に似た顔に見えました。端正な顔立ちという紹介もありました。


壁の穴に顔を突っ込んで休んでいるのはジュリ。面白いところで休むなあと思ったら、ここから風が出ていました。暑さ対策のための冷風口でしょう。独り占め状態ですね。

ショウは円山時代から、収容に時間がかかったりと、少し神経質な面はありましたが、平川で家族との暮らしの中でも、若干そんな感じに見えることもあり、ショウは変わらずショウのままだなあと思ったり、それでもしっかりアルファオスらしい振る舞いも見せてもらいました。変わらない面と成長した面の両方を見せてもらい、とても嬉しく思いました。
どうか健康で、皆仲良く幸せに暮らせますように。

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