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しろくまにっき 3603 旬のもの桑の実を楽しむホッキョクグマ


今日は、エンリッチメントのひとつとして、デナリ、ララ、リラの3頭に、桑の枝がプレゼントされました。これは、動物園の敷地内で調達されたものだそうです。近所でも見かける桑の木ですが、今ちょうど実が付き、色づき始めている頃です。どんな反応を見せてくれるのか、楽しみです。
(2020年6月19日(金)の日記です)


扉から登場し、まず最初に見つけたのは、キーパー用階段の上に置いてあった枝。桑の実と葉を中心に食べているようです。


桑の実は、最初は白っぽく、徐々に赤く、さらに熟すと黒っぽくなります。赤いうちはまだ酸味が強いですが、黒くなった実は甘酸っぱくて美味しいです。桑の実はマルベリーと呼ばれます。


今回の実は、まだ熟してはいないようですが、それでもとても美味しそうに食べています。飼育員さんにお聞きしたところ、少し前にも桑の枝をリラに与えたそうですが、その時の反応は薄かったそうです。今、この時期の桑の味覚が美味しいのでしょうね。


大口をあけて、パクパク。


岸辺で座り込んで食べ始めるリラ。


たくさんあった葉も、どんどんリラのお腹の中に入っていきます。


最後にはうつぶせになって食べます。


こんな小さな実で、まだ白っぽいですが、この味、食物繊維を欲しているのでしょうか。


かなり食べたところで、枝をプールに入れました。


浮かびながら、残った実を食べていました。


デナリとララにも、同様にプレゼントされていました。直接食べるところは見られませんでしたが、食べ残し跡を見れば、充分楽しんだことがわかるものでした。

リラが桑の枝を楽しんでいた様子です。人間でもそうですが、旬のものは、最高のごちそうですね。

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