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旭山動物園のカバの赤ちゃん よく見ると毛が生えている


旭山動物園で今年(2020年)1月16日(木)に生まれたカバの赤ちゃんです。7月1日~12日に赤ちゃんの愛称が募集されていましたが、そろそろ決まったでしょうか。命名式は8月上旬に予定とあり、待ち遠しいところです。お母さんの旭子に似ているのか、ピンクに見えるところが多いですね。成長と共に変化する様子も楽しみですが、いつか他園に行く日が来るのでしょうね。今日はカバに生えている毛と、放飼場の木についてです。


かば館内の覗き窓のすぐ近くにやってきた赤ちゃん。ここではドアップで顔が見られます。乾草が付いている部分もありますが、よく見ると毛が生えているのがわかります。目の上、耳は割と集中しています。TOPの写真を見ると、全身にもうっすらと毛が生えているのがわかります。


最も多いのは口の周りでしょうか。おとなに比べると、赤ちゃんの毛は、やはり少し細めで柔らかそうです。


こちらはお父さんの百吉。鼻の下のヒゲの場所は、ツンツンした剛毛です。一つの毛穴から複数本の毛が生えていて、稲刈りをした後のような形状。見ていた人が「草が生えてる」と言っていたことが印象に残っています。


こちらは赤ちゃんの尻尾。尻尾の先にも毛が密集しているところがあります、赤ちゃんの毛は、大人に比べて少なめです。あまり「毛」のイメージがないカバでも、よく見れば少し生えているのがわかります。
カバがほとんど毛がないのは、水の抵抗を少なくする意味があるようですが、アザラシのように全身毛に包まれている動物もいて、それぞれの生きる場所に適した進化をしてきたのでしょう。


さて、そんなカバの親子が暮らす、旭山動物園のかば館は、2013年11月21日に、キリン舎と共にオープンしました。きりん舎とかば館は1階部分がつながった構造になっています。


かば館の屋外放飼場の中央には、シンボルツリーのように佇む『ハルニレ』の木があります。これは1967年の開園時から園内の総合動物舎にあったもので、先代のカバ・キリン・ゾウ・サイ・ダチョウたちを見守ってきたハルニレです。この場所に移植されて、今の世代たちを見守り続けています。根付いてよかったですね。
オープン当初は、丸太で囲まれていましたが・・・(写真は百吉)


現在は鉄板で巻かれています。(写真は赤ちゃん) カバたちが齧ることができるよう、他の丸太も追加で付けられています。


かば館の屋内に立つ、来園したばかりの旭子(1歳)。


百吉は屋内プールのドーム型ガラスを齧ってしまい、ガラスが傷だらけに。その後、改修工事が行われ平面ガラスに全て交換されました。
オープンしてまだ6年半のかば館。これからも多くの歴史を刻んで行くのでしょうね。

映像は、2020年6月23日(火)に訪問した際の様子です。野生の生き物たちとの遭遇に、好奇心が止まらない赤ちゃんでした。
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