スポンサーリンク

アムールトラ「トート」浜松市動物園から円山動物園への移動が発表される


浜松市動物園で昨年2021年2月17日に生まれたアムールトラのトート(写真/オス/1歳)が、札幌市円山動物園に移動することが両園から発表されました。円山動物園では昨年1月10日にアイ(メス享年18歳)が亡くなって以降、アムールトラは不在のままだったので、新しい仲間の来園は嬉しいですね。来園は10月上旬頃の予定だそうですが、一般公開は馴致後なのでもう少し先になるかもしれませんね。個体のタイプにより、長くかかったり、案外早かったりとありますが、トートはどうでしょう?
昨年、浜松市動物園に訪問した際に会えた生後8か月時のトートの様子を振り返りたいと思います。
浜松市動物園HP アムールトラ トートの移動について
円山動物園HP アムールトラの来園について


ソーン(父)とローラ(母)の間に2021年2月17日に誕生した4頭の仔トラの愛称は、ヒューイ(オス)、トート(オス)、アース(オス)、サーシャ(メス)と公募により決められました。両親が○ー○という名前なので、子どもの名前も○ー○という条件で寄せられたものです。
浜松市動物園を訪問したのは昨年11月12日(金)。当時は偶数の日が親子、奇数の日は父親のソーンという交代制でした。


生後8か月ともなると、体は随分大きくなっていましたが、親に比べればまだ小さく、ローラに甘える行動も見られ愛らしかったです。写真はローラに寄り添うトート。いいこいいこしてもらっているようにも見えます。


構ってほしくて、ローラにしかけるトートに、優しいトラパンチ。


左ヒューイ、右トート。オス同士は後ろ足で立ちながら、やり合っていました。


ローラに甘えるヒューイ。


ローラに甘えるサーシャ。


この頃、アースは腰部周辺を痛めていて治りかけの頃ということもあり、竹やぶで休んでいる時間が長かったです。ポツンと1頭で離れていても、時々ローラが様子を見に来たり、兄弟も傍で休んだりと、適度な距離感で見守っているようすが印象的でした。浜松市動物園のトラ放飼場は広いので、個々の空間も得られるでしょうか。


夕方、母子たちが屋内に入ると、交替で屋外に出てくるのは、お父さんのソーン。旭山動物園のキリルとザリアの息子です。(誕生日は2016年4月8日)
浜松のソーンといえば、足のつかない深く広い水堀で泳ぐ姿がお馴染み。トラが泳ぐ姿は、浜松市動物園で見たのが初めてだったので、とても感動しました。


円山には大きな堀はないので、トートには浜松在住のうちにたくさん味わっておいて下さい。


生後8か月時では、まだ犬歯は乳歯だったので、口をあけても幼獣らしさを感じますが、1歳の今はもう立派な成獣の犬歯で迫力あるでしょうね。残り少ない兄弟との時間をたくさん楽しんで、道中無事に来札してくれることを祈っています。
来園記念トートバッグって、発売されそう?(笑)

浜松市動物園で昨年販売されていたうちわです。左の写真の一番右がトート。

2021年11月12日の浜松市動物園アムールトラ家族6頭の様子です。ローラは4頭それぞれに愛情を注いでいた優しいお母さんだったなあと思い出します。

関連記事はこちら↓

コメント

おすすめの書籍


       

       

タイトルとURLをコピーしました