ライオンの成長日記 796

明日、それぞれの新天地へと旅立つ、げんき・ゆうき。
円山での姿を見られるのは、今日が最後。
この週末は、天候にも恵まれて、本当によかった。

ライオンたちみんな、ガジガジ大好き。
一昨年の暮れには、大木を一本折ってしまったりと、獣舎内の木々を、ことごとくかじり取りました。
大人より、子供の方が、やっぱり遊び好き。



屋内のみで過ごしていた赤ちゃん時代は、ちょっとおっとりにも見られたげんき。
でも、屋外に出始めたころから、何でも先に進んでいくのが、げんきでした。



ゆうきは、一歩遅れて、ついて行く感じ。



2歳を過ぎてから、げんきがメスだったエピソードも加わり、話題も事欠かないライオン一家。
もしも、げんきに、タテガミが生えたら、↑こんな感じ。
やっぱり、お父さんにそっくりなのです。(笑)



初めての出産、育児でしたが、立派に育てあげたティモン。
リッキーとの同居訓練の日々に見せてくれた、母の強い愛情。



笑いあり、



愛あり、



心地よい眠りあり・・・(笑)



げんき・ゆうきが最後に見た円山の景色は、青空でした。



ユキヒョウとサーバルキャットだけは、15時45分頃に屋内収容となりましたが、
トラとライオンだけは、閉園まで屋外。
屋内入りをするタイミングで、親子を分けて、移送準備。
閉園の音楽が終わっても、まだ入れてくれないのかと、皆、ずっと扉を見つめていました。



円山で過ごす最後の一日。
ティモンが、少し具合が悪くなったような行動を取ったとき、
すぐに飛んでいった、リッキーとげんき。
お尻のニオイをすぐに嗅いで、チェックする様子は、
人間が、おでこに手を当てて、熱を診るようすにも見えたり・・・
(ティモンは、その後も問題なさそうです)