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保護されたエゾヒグマの子グマ 旭山動物園で元気に過ごし檻登りや水遊びも

先月、砂川市の道立公園内に出没していたエゾヒグマの子グマが、旭山動物園で保護・飼育されることになり、元気に動き回る姿が話題になっています。

この子グマが公園で発見された時には、1頭しかおらず、近くに母親がいるかもしれないということでしばらく警戒されていたそうですが、一週間を過ぎても結局母熊は現れず、はぐれていると判断。相談を受けた旭山動物園に飼育収容数の余裕があったため、6月19日に受け入れられたという経緯だそうです。
旭山動物園HP しいくにゅーす エゾヒグマの保護個体を受け入れました

子グマが保護された旭山動物園には、昨年2022年4月29日にオープンしたばかりの、新しいえぞひぐま館があります。現在は、メスのとんこ(24歳)1頭が暮らしていますが、とんこもまた1999年4月30日に中頓別町で保護された個体です。

えぞひぐま館には、保護された動物を収容する飼育舎が併設されており、今回の子グマは現在そこで暮らしています。

受け入れから一週間程は屋内で保護飼育されていたそうですが、6月27日からは展示場と屋内を行き来自由にされ、私が訪問した7月14日には、その扉は閉鎖されていました。

ヒグマは幼い頃から木登りが上手ですが、この展示場では檻登りをたくさん見せてくれているようです。

本来ならまだ母熊の傍にいて、母乳をもらい、多くのことを学んでから、北海道の大地の中で生きていくはずだったのに、それが出来なくなってしまったことは残念に思います。ただ幼いうちに母熊からはぐれてしまった場合、命に危険が及ぶところをこの子は救われた。歩いた場所、出会った人、いろいろ幸運だったのだと思うと、この縁を大切に元気に動物園で生きていってほしいなあと思います。

屋外の放飼場で、君が木登りをする様子を見るのを楽しみにしています。

2023年7月14日(金)の子グマの様子です。水に入って遊んだり、大きな丸太と格闘したり、檻の一番上まで登ったり、突然電池が切れたように寝てしまったりと、とても愛らしいです。

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