お昼ごはんを食べた後は、岸辺で横になり、うたた寝していたリラ。休息する時間も大切です。今日はカットしたばかりの鹿の角をもらっており、その反応を見ることが出来ました。
(2020年10月3日(土)の日記です)
伏せて寝ていたと思ったら、足が痒かったようで、ポリポリ・・・
現在、円山動物園にいるエゾシカのオスは、恩(メグム/13歳)1頭だけ。毎年9月の終わりから10月の初旬に、角切りが行われています。エゾシカの角は、春になると自然に落ちるものですが、円山動物園では、気性が荒くなる発情期を迎える前に、安全のため切り落としています。
今年は10月1日に、角切りが行われました。写真は10月2日のメグムです。なんだか不満そうにも見えますが・・・。それよりも何より、メグムの首に付けられた、輪っかの方が気になります。
今回の角切りで麻酔をかけた際、メグムには首輪型カメラが装着され、行動調査が行われています。期間は10月1日から4日までの間です。さて、どんな行動が記録されたでしょうか。
角の中には、まだ血液が残っているのでしょう、断面から少し滲み出ていました。
ラッコをしながらも、ペロペロ。これもまた、普段経験することがないエンリッチメントのひとつです。今年は、ホッキョクグマだけでなく、いろいろな動物舎でエゾシカの角がエンリッチメントとして登場していました。
ゼニガタアザラシのちはるは浅瀬で休み中、ゴマフアザラシのエフはすぐ横にいました。エフもそこで休みたかなったのか?
うたた寝中も、右足のつま先を立てていたリラ。ちょっとした癖ですね。立てていない時もありますが・・
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