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エゾユキウサギの赤ちゃん生後1週間経過 オスメスの見分け方


円山動物園で5月15日(日)に4頭、17日(火)に1頭生まれたエゾユキウサギの赤ちゃんは、順調に生育中。天敵から身を守るためか、生まれもって警戒心が強く、身を隠し潜んでいることがほとんどのため、その姿を見ることは簡単ではありません。エゾユキウサギの学名Lepus timidusは「臆病なウサギ」という意味だそう。動物園のおとなのエゾユキウサギたちは、環境に慣れたのか、普通に姿を見ることが出来ますが、物音や飼育係の接近には敏感に反応しているようすは伺えます。タイミングよく見られた赤ちゃんの成長の様子を記録しておきます。


写真の個体は別ですが、確実に成長していることはわかります。そばにおとなが写っていれば比較しやすいのですが、ポツンと離れていることがほとんどです。


最近は、木のトンネルの中に1頭隠れていることが多いです。他の4頭は隣マスに隠れていることが多いようです。


タイミングよくトンネルから出てきました。


一瞬(1〜2秒)おとなのウサギが顔を近づけましたが、それが母親なのかはわかりません。


目の周り、耳元、おでこの一部など、部分的に白い毛が見られます。暗い中で見ると、目の周りの白さのおかげで、姿を確認出来ます。


じっとしているので「置物?」とよく言われています。


人の目が近いのに、伸び〜をしてウトウトし始めました。最近ではとても珍しい光景です。これも成長の証でしょうか。それにしても生後一週間でこの成長は早いです。生後1ヶ月くらいで独り立ちするそうですから、授乳のシーンなど、このまま見られずに過ぎていくのでしょう。


エゾユキウサギの性別は、お尻を見れば雌雄判定がはっきりわかるそうですが、表面上ではオスメスの区別はつきません。「臆病なウサギ」なため頻繁に捕まえることは難しく、誕生直後の確認で雌雄判定をし、わかりやすいように一部の毛を刈られています。お尻の毛を刈られているのはオス、首の後ろを刈られているのはメスです。今だけの見分け方となります。赤ちゃんは翌年には繁殖可能となるので、それまでにオスの子はオスチームに移ると思われます。

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