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間もなく解体されるサル山



サル山

1982年10月に作られたサル山が、改修のため、もう間もなく解体。
32年と4ヶ月の歴史に幕が下ろされます。
今はすっかり雪で覆われていますが、
雪の下には、たくさんの歴史が詰まっています。
解体準備に入る2月23日(月)を前に、ニホンザルのいないサル山を見学する、
入山ツアーが期間限定で実施されており、
参加してきました。


入り口

入り口はこちら。
解体前なので、内部は片付けられ、すっきりしていますが、
いつもなら、飼育員さんが履く長靴などが置かれていました。

階段

地下に降ります。
この壁には、カッパなども掛けられていました。
階段の踊り場のあたりには、その日の餌もたくさん置かれていましたね。
以前、サル山の裏側探検に参加した時の記憶です。

ホイル

屋内の部屋です。
ニホンザルたちが、寒さを凌いだり、高齢の個体が暮らしていた場所です。
年季の入った檻も、もちろんリニューアルされるそうです。
手前に見えるホイールは、ホースをくるくると巻きつける場所。
ちょっとした、アイデアアイテムですね。
ここでは、屋内設備の説明や、昨年10月29日に実施された、ニホンザルの大移動の際のお話などを伺いました。

やじるし

いよいよ、サル山に入山です。
堀の下から、山の頂上までは、10メートルあるそうです。
下から見上げると、実感するその高さ。

サル山

ちなみに、雪のない風景はこちら。
福井県の東尋坊を模した岩山だそうです。

山

今回は、この洞窟の内部にも潜入です。(^^)
少し腰を屈め、小さくなって入ります。

棚外から、パイプのような物は見えていましたが、
洞窟の奥に、棚のようなものが設置されていたんですね。
木材の角は、サルたちがかじった跡でしょうか。
水洗いできない冬季も、飼育員さんは毎日確認に入るそう。

入山ツアーに参加した時の映像です。
入山ツアーの実施は、残すところ、あと3回のみ。(18日(水)、19日(木)、22日(日))
1987年(昭和62)には、ここで生まれた個体が、ロシアのノボシビルスク動物園へ移動しています。
同年10月には、ノボシビルスク動物園から、ペルシャヒョウのペアとヨーロッパカワウソ1頭が来園しています。

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