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ニホンザルたちの移動作業



紅葉

このサル山の風景とも、さよなら。
今年度、このサル山は改修され、新しくなる予定です。


山

1982年(昭和57年)に建設されたこのサル山を、
前日に、もう一度ゆっくり眺めてみました。(10月28日(火))
この岩山は、福井県の東尋坊を模したもの。
木をしならせ、軽々と移動し、時にはカラスと格闘したり、楽しい風景でした。
左側は、現在建築中のアフリカゾーン、ちょうどキリン舎にあたると思います。
来年には、全く違う風景が広がっていることになります。

制限

今日は朝から、サル山周辺は広く観覧制限されました。
レストハウスも利用出来ません。

捕獲

今朝は、早朝出勤で、飼育員さんたち総出で作業。
数日前から、給餌の際には、寝室においしいものを用意し、寝室へと誘導する準備。
当日、サルたちが寝室に入ったところで、扉を閉めるという、第一作戦。

上

おいしいものにも釣られない、半分以上の個体は、
ブルーシートで、じわじわと追い詰め作戦。
ブルーシートの追い詰めも交わす個体については、最終的に網と素手で捕獲。
といった段取りのようでした。

熱帯館

75頭全てのサルたちを、寝室に収容、捕獲出来たのは、12時過ぎ。
そこからは、1頭ずつ木箱に入れられ、熱帯動物館へ運ばれました。

天井

この日に向け、旧ユキヒョウ舎の天井には、細かい網が張られ、
檻の補強、木組みがされ、環境を整えられてきました。

熱帯

移動後、間もなく、扉が開放され、自由に外に出てくるサルたち。
仲間といるせいか、興奮したようすもなく、
獣舎のチェックをしているもよう。

毛繕い

この冬は、熱帯動物館暮らし。
新しい棲家が完成するまで、しばらくの辛抱ですね。
今日の作業の様子の一部です。
やはり上へ逃げ、固まっていますね。
追い詰めから、スルリと身を交わすコウタの姿を見つけ、やっぱりねとニヤリ。
12時15分ごろには、全てのサルが収容され、ブルーシートの撤収作業。
午後は、サル山から熱帯動物館への移動作業が行われていました。

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