
2026年8月19日(水)。札幌市円山動物園のアジアゾウ「タオ」が、3歳の誕生日を迎えました。
タオ、お誕生日おめでとう!
2023年8月19日(土) 22時39分頃に誕生したタオ。
北海道で初めて誕生したアジアゾウの赤ちゃんとして、多くの人に見守られながら成長してきました。あの頃は、お母さんのパールのそばでちょこちょこと歩く、小さな小さな赤ちゃんゾウ。それが今では、すっかり大きくなり、3歳です。毎年の誕生日には、その1年間で出来るようになったことや、体つきの変化など、さまざまな成長を感じます。
そして今年、私が特に注目したのがタオの牙です。
タオの「牙」

(2026年8月12日、タオ(左)・ニャイン(右))
2歳の誕生日の頃には、まだ皮膚の内側にあることが感じられる程度で、外からはなかなか確認しづらかったという牙は、2025年11月(タオ2歳3ヶ月)頃から生え始めました。
それから約9か月。
最近では、顔をぐっと上に持ち上げた瞬間に、白い牙がはっきりと見えるようになっていました。「おお、こんなに見えるようになったんだ!」
思わず写真を撮りながら、しみじみ。

先端がやや尖っていて、細めで可愛らしい牙ですね。
タオの3歳は、まさに「牙の成長」が目に見えて感じられる節目になりました。
※ちなみに上野動物園で2020年10月31日に生まれたアジアゾウのアルン(オス)は、1歳7ヶ月で牙が生えてきたそうです。
ホイストネットから乾草を食べるタオ

そして、もうひとつ今年になってしっかり出来るようになったことがあります。それが、ホイストネットから乾草を食べること。以前は極たまに低く吊り下げられ時に、運良く観られた時もありましたが、最近では体が大きくなってきて、しっかり届くようになったのか、わりとよく観られるようになりました。
3歳の誕生日の今日(写真)も、吊り下げられたホイストネットから器用に乾草を食べていました。
長い鼻を伸ばして乾草をつかみ、口へ運ぶ姿。ゾウにとっては当たり前の食事風景なのかもしれませんが、タオの場合は「こんなことも出来るようになったんだ」と、成長を感じる瞬間です。
そして牙が、ちらり。
立派に成長しましたね。
1歳、2歳、そして3歳の体重は

推定90kg程度で生まれたタオ。
生後19日には170kg。
1歳の誕生日には、605kg。(前年比+約500kg)
2歳の誕生日には、1019kg。(前年比+約400kg)
そして3歳は・・1315kg(2026年7月31日計測) (前年比+約300kg)
この先も継続して観る必要があり、個体差もあると思いますが、体重増加率は少しずつ緩やかになってきましたね。
成長を追い続けているからこそ気づける、小さな変化。こうした瞬間を写真に残しておけることも、動物を長く観察する楽しみのひとつですね。
8月12日は世界ゾウの日

8月12日は世界ゾウの日のイベントとして、今年もゾウの森が作られ、お盆の時期とも重なり大勢の来園者で賑わっていました。ゾウたちは、たくさんの木々にさぞかしワクワクしたことでしょう。

体つきや顔つきも、徐々におとなになっていくタオ。
来年の誕生日には、どんな「出来るようになったこと」を見せてくれるのか。
これからもタオの成長を、ゆっくり、じっくり見守っていきたいと思います。
タオ、3歳のお誕生日おめでとう!
これからも元気いっぱい、のびのびと成長してね。
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