
(Si Shu the Asian Elephant ,male 17 years old , Sapporo Maruyama Zoo, 2025.10.23)
秋の彩りが鮮やかだった2025年10月23日(木)。
午後から交替でメイン放飼場にやってきたシーシュ(オス/17歳)は、中央で餌を食べていました。
背景のシンボルツリー”ギンヨウカエデ”の黄葉が見頃となり、立派な牙のあるシーシュの姿と重なって、とても絵になる風景でした。

朝は元気に登場し、器用に餌を探し回っていたタオ(メス/2歳)。

今日のシーシュの顔を見ると、目と耳の間、こめかみ辺りの穴から分泌液が滲み出ており、ちょうどマスト期のようです。

シーシュがポール越しに、メスたちにアピールをしていたところ、外に出てきたのはタオ。パールお母さん(22歳)もポール越しを理解しているのか、「タオとシーシュの接触」を以前ほど警戒していないように見えます。タオが成長したので、あまり心配の必要なしということでしょうか。

シーシュは子象にはあまり興味がなさそうで、パールとの間にいたタオを、鼻で追い払っていました。マスト期のオスの行動を知るのも、タオにとっては成長過程のうちで大切なこと。母や仲間の行動を見ながら、日々学んでいることがわかります。
2025年10月23日(木)のパール、タオ、シーシュのやりとりをまとめた映像です。
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