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アイラ おびひろ動物園で公開



アイラおびひろ動物園 公開初日

2月20日(月)に円山動物園から、おびひろ動物園へ移動したアイラ。
今日は、おびひろ動物園で、アイラが公開される日ということで、
早朝から、JR電車に乗って、帯広まで出かけてきました。
JRはトンネル内徐行や、前の車両の遅れなどで、少しずつ運行に遅れが生じている状態でした。
帯広駅の到着は、17分くらい遅れたでしょうか。
2年前に、イコロとキロルがおびひろに移動し、その初公開の様子を観ていましたし、
現在のララの様子も観ていますので、
いろいろ心の準備を整えた上での遠征です。


正門

おびひろ動物園での今年の冬期開園は、2月25日(土)26日(日)が最後。
冬期開園は、11時から14時までの3時間だけですが、
今朝は、30分早く、10時30分に開門。
この時点で早くも、40人程入園していたようす。

ホッキョクグマ

やはり、真っ先にホッキョクグマ舎へ向かいます。
獣舎の中央に、半分ほど仕切りが入り、
向かって左側にアイラ、右側にイコロが展示されていました。

アイラ

朝一番に見たアイラは、歩いているアイラ。

アイラポリ

真新しい赤いポリタンクは、円山からのお土産?
キズもほとんどついていないところを見ると、大して遊んではいないと思われます。

隙間

獣舎の中程まである仕切りには、矢印の部分に少し隙間があります。

イコロ

そこから、イコロは、しきりにニオイを嗅いでいます。
時には、デナリのように、「フォッ、フォッ・・・」と発します。

肉

アイラは、今のところ、餌に執着することもあまりないようで、
与えても、すぐに食べるというわけでなく、翌日にはなくなっているという感じだそうです。
こういう状態になることも想定の上で、旅立つ前には円山で、たっぷりもらっていたので、
今少しくらい食べなくても、問題はないということ。
今日は、開園中、食パンにハチミツをつけたのを、喜んで食べていたあたり、
甘いものが、ちょっと恋しいのかな?と勝手に思ったり。
あと、干し芋も食べたそうです。
(もちろん定番メニューの野菜も肉も魚も食べているそう)

歩く

アイラは、まだ移動後、たった5日目ということもあり、
獣舎を歩き回り、様々なことを確認中という感じです。
本当のアイラの賢さ、粘り強さ、愛らしさが発揮できるには、
まだ少し時間がかかります。
先住者のイコロにとっては、自分の獣舎にやってきたアイラに興味津々。
アイラには、まだ興味を持つ以前に、乗り越えなければいけない試練があるように感じました。
移動後、日が浅いうちで始まった公開に、たくさんのお客さんの前でも、
歩いて、雪を食べたり、パンを食べたり、牛肉を食べたり、そしてひとりでうたた寝したり。
よく頑張ったなあと思います。
生まれてからずっとララと一緒に過ごし、1日24時間、ずっと愛情が注がれていたその生活から、
数日で、ケロッと元気に遊べるはずもないと思います。
それだけ、素晴らしいララとアイラの愛に満ちた生活でした。
母親の愛をたっぷり受け、今の試練を乗り越えた先には、
きっと元気で活発なアイラと再会出来る事と信じています。
今日のアイラとイコロの様子。
まだ少し写真と動画を撮影しましたので、
別記事にてアップしたいと思います。


イコロとキロル動画

コメント

  1. アイラの様子をUPしてくれてありがとうございます!
    ここまで動画でしっかりと見ることが出来るのはこちらだけです。
    いたずらっ子のアイラが遊ぶ姿はもっと先のようですね。
    甘いものが欲しいのはララのおっぱいが濃厚で甘かったからかも知れませんね。
    親子の時間もう少し残して欲しかったです。

  2. INOCHI より:

    さすがのMAYUさん!もう早、アイラに会いに極寒の帯広へ~。
    驚きでっす!
    やはり、母子の姿公開された1年間、連日円山動物園に通って、
    撮影し続けたMAYUさんですもねー。
    心中察して余りあるものが・・・。
    ララかあさん、寂しげですが、餌もできている様子にほっとしましたし、
    帯広のアイラも、餌は量は少な目とはいえ、摂れているようで、まずはやや安堵といったところ。
    突然、訳もわからず離されて、ララもアイラも
    ちょっとヘナッとなるのは、いたしかたないですよね。
    昨日、円山動物園に行ってみて、ララに会って、
    あれほどにアイラがいた時には執着して遊んだポリタンクが
    さみしく転がっていただけ、という様子にウルッときましたが、
    どうか、元気で乗り越えられますように・・・。
    アイラは改めて、とてもキュートな子ですね。
    そしておとなりのイコロの、‘新入り‘が気になって、伸び上って、隣のアイラを覗く姿がなんともかわいいですね。
    同じ父と母から生まれた兄妹ですねー♪。
    MAYUさん、どうもありがとう、感謝、かんしゃ~です。
    風邪をひかないように気を付けてね。
    これからも応援しています。

  3. オカン より:

    MAYUさん…アイラの早速の近況のアップをありがとうございます!   MAYUさんの言葉が、ララからのアイラへの愛情メッセージと、とらえて読みました。イコロお兄ちゃんが、隣にいる存在は、これからのアイラには、とっても!…とっても!大きなものであるように思えてなりません。    アイラが、とても愛おしくてたまりません!『アイラ~!』ってテレビで観るたびに名前を呼んじゃっています。より一層、アイラが愛おしいです! 

  4. アンジェラ より:

    はじめまして。
    円山動物園のすぐ近くへ越してきて2年目の冬を迎えました。
    孫を連れて何度もララとアイラを見に行きました。
    最初はただその愛らしさに見とれていましたが、だんだんのめりこんでしまい、帯広へ移動したアイラと残されたララママのことが不憫でならなくて、あちこち探しているうちに、MAYUさんのブログにめぐりあいました。本当にありがとうございます!という気持ちで拝見しています。
    きのうも3歳の孫を連れて、ララに会いに行ったのですが、姿を見ることはできませんでした。MAYUさんがとらえてくださったショットに安心しました。
    少しずつ元気を取り戻してくれるのでしょうか。
    身につまされる思いです。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。
    ありがとうございます。

  5. れもん より:

    MAYUさん アイラちゃんの様子をUPしていただき、ありがとうございます。
    この土日が公開日だとの事で、とても気になっていました。
    まだ帯広に行ってからまだ間もないですが、はじけて遊ぶアイラちゃんを想像していただけに、胸が詰まります・・・
    ララお母さんの大きな愛情にくるまれていた日々は、1歳2ヶ月のアイラちゃんにとって本当にとても大きかったんだな~とつくづく思います。
    MAYUさんのおっしゃるとおり、この試練を乗り越えて いつものあの元気な姿を見せてくれる事を信じています。
    アイラちゃん頑張れ!!

  6. 東京より より:

    MAYUさん、お疲れさまです。
    早くもアイラの様子をこうして見ることができて、、嬉しいです。
    親仔の別れを見るのは辛いですね。
    でも、隣には大人になったお兄ちゃんが居るので
    まだすこーし安心かなあ。なんて。
    MAYUさんの愛情溢れる写真いつも楽しみにしてます。

  7. あっちっち より:

    MAYUさん、さっそくの帯広、お疲れ様でした。
    アイラレポート、すっごく嬉しかったです。
    となりのイコロに対しては、どう思ったんでしょうね?
    「誰?誰かいる!」と怯えてもいないみたいだし、
    「誰なのよアンタ!」と威嚇しているようでもないし・・・
    イコロもイコロで「もしも~~~し」という感じでしょうか。
    兄妹だけど初対面って、どんな感じなんだろう・・・??
    なんか不思議な感じもします。
    アイラに、いつものキレがないのが心配ですが、今は
    早く帯広に順応してくれることを願うばかりです。
    姉や兄、その前は両親が通ってきた道(=経験した別れ)・・・
    アイラもきっと乗り越えられると信じています。

  8. cheyenneindienne より:

    Ira
    Tu es magnifique et il va falloir oublier ta maman Lara. Helas, ta vie est maintenant sans Lara. Tu etais bien jeune pour la quitter ! J’ai ete tres triste que des hommes aient decide de te separer de ta maman. A cause du rechauffement et de la fonte de la banquise, tu aurais peut-etre manque de nourriture et vous seriez morte ta maman et toi…. Dans ce zoo, qui a beaucoup de barreaux et ou tu auras moins d’espace qu’avant, je te souhaite une belle vie quand meme…. tu es a l’abri de l’extinction de ta race. Un jour, peut-etre, tu auras aussi des bebes. Bonne chance Ira, je te regarderai de loin sur ce blog et j’espere avoir toujours de belles nouvelles de toi. Porte-toi bien et bonne chance ma cherie.
    アイラ
    あなたは美しいよ、あなたの母ララを忘れなければなりません。残念ながら、あなたの人生はララずになりました。あなたが離れるには余りにも若かった!私は男性があなたのお母さんからあなたを分離することを決めたことは非常に悲しかった。ので、地球温暖化や溶融氷するのではなく、食べるには十分かもしれないとあなたはあなた自身とあなたのお母さん死んでいるだろう….多くのバー、どこが以前より少ないスペースを持ってを持っているこの動物園では、私はとにかくあなたに良い生活をしたい….あなたの人種の絶滅に免疫がある。ある日、多分、あなたも赤ちゃんを持っています。アイラと幸運、私はこのブログ上で遠くから見てよ、私は常に新しいあなたの美しいを持っていたいと思っています。さようなら、幸運の甘いもの。

  9. ホワイト家母 より:

    どちらも自慢の息子と自慢の娘!
    大事なララの宝もの
    ずうっと見守り続けたMAYUさんのコメントどおり、
    この子たちの持ってる偉大な力を信じて、
    これからも遠くからでも見続けたいです
        ・・・・m(_ _)mこれからもお世話になります。
    ララ親子を見てきて、ものの考え方とらえ方も勉強(?)になります
    でも遠くに行ってしまわないでね…って感傷も…

  10. kilala より:

    MAYUさん、はじめまして。
    こちらのブログは詳しくて分かりやすいですね。
    はるばる帯広までありがとうございます。
    アイラはララを探すふうでもなく、鳴かないし、落ち着いてますよね。
    お兄ちゃん、お姉ちゃん達は移送の檻の中で暴れたり(?)して
    汚れてたのに、アイラは真っ白できれいだし。
    こんなに小さいのに、まるで全て理解しているかのように
    思えてしまいます。
    もう少し慣れてきたら遊びだすんでしょうね。
    イコロは気になって仕方ないみたいですね(笑)
    ここまで反応するとは思いませんでした。
    それに比べてアイラは全然動じてないし。
    お兄ちゃん、もう少し静かにしてあげて(笑)
    ララ・デナリの子たちはみんな個性豊かで面白いです。
    その中でも最強と言われるアイラ。
    今後も楽しみです。

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