
(Lara the Polar Bear, female 30 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2025.10.31)
2025年10月31日(金) 14.6℃/10.1℃
2025年10月28日(火)に麻酔下で検査、治療、歯科を含む健康診断が行われた後、昨日までは行動範囲を狭めて放飼場2つですごしていたララ(メス/30歳)。今日の午後からは、従来通りの放飼場を広く開放され、ララが自由に行き来出来るようになりました。1日数回の給餌タイムも、もりもり食べる食欲旺盛さを見せてくれています。よく歩きよく食べるララの姿を観られ、何より嬉しいです。ララの誕生日は1994年11月20日。間もなく31歳を迎えます。
円山動物園HP ホッキョクグマ「ララ」の健康管理と展示中止のお知らせ

ララが使用する放飼場前には、検査後の治療についてのお知らせが掲示されています。

今回は腹部などの毛が刈られているので、おや?と思われることも多いと思います。

ララが暮らす旧世界の熊館の壁には、あちこちでツタがツルを伸ばしています、

人止め柵内のドウダンツツジも真っ赤に紅葉しています。

ごはんまだかしら?飼育員さんを待っているように見えるララ。

換毛期には、一時的に短毛の瞬間を見ることが出来ますが、毛刈りされた直後だと、体のラインがはっきりとわかります。10cm前後の長い毛をまとった状態と、そうでない状態との印象はかなり違います。

いつもと変わらず、ララのタイミングで軽く水浴タイム。

午後からの給餌のタイミングで、扉が順次開放され、ララは南へ南へと移動していきました。
ララの可愛いお尻と美しい紅葉。

14時35分過ぎ、最後にララ邸大放飼場の扉も開放。
確認しただけで前進せず、いつもの寝室に入っていったララ。おそらく今一番落ち着くの寝室だと思うので、ゆっくり休んでくれるかな?と思います。

明日は大荒れ(風雨)の予報となっているので、この景色を観られるのは最後になるかもしれません。

周囲の落葉が進んでも、ツタの一部はまだまだこれから見頃を迎えると思います。

ホッキョクグマ館では午前中からライト(オス/11歳)が展示されていました。午前の給餌には紫のフィーダーに仕込まれた餌を取るためワイルドに格闘していました。

夕方には交替でリラ(メス/10歳)が登場。今のリラはやや短めの被毛、だけどお腹の毛は長め。
動物たちは毛の長さや生え方で、随分印象が変わるもの。それは人間も然り。毎年同じではないなあと、常々思います。
2025年10月31日(金)のララの様子です。
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