スポンサーリンク

北海道大移動3 釧路市動物園〜札幌

北海道大移動3日目は、釧路市動物園へ行ってきました。
この春、釧路市動物園内でリニューアルオープンとなったエゾヒグマ館では、のぼりべつクマ牧場から2025年3月に来園したばかりのオスの双子、カイ(左/9歳)とクッタ(右/9歳)が勇ましく神々しい姿を見せ、人気を集めていました。飛び石連休中の平日でしたが、今まで釧路市動物園に訪問した中では一番多い来園者数か?と感じるほど、賑わっていました。

釧路市動物園は2025年10月1日の開園記念日で50周年を迎えるということで、記念のスタンプラリーが行われるなど盛り上がっている様子です。入園門にもありがとう50周年の看板が設置されています。

園内の展示館では1982年から2025年までの釧路市動物園カレンダーが展示されており、懐かしい写真を見ることが出来ます。(展示期間は11月末までの予定)

50周年を迎える2025年最新カレンダーは、アムールトラのココアです。

50周年記念の年の2025年4月27日(日)にリニューアルオープンしたエゾヒグマ館は、ネーミングライツ契約により「ふたみ青果エゾヒグマ館」となっています。
この日は11時からエゾヒグマのぱくぱくタイムが実施され、給餌とガイドが行われました。屋上から飼育員さんが餌を投げ入れてくれるので、クッタ(左)もカイ(右)も釘付けになっています。2頭とも体が大きく、とてもきれいな毛並みです。カイくんは茶色のパンダみたいで愛らしいです。

リニューアルされた施設なので、以前の名残がここかしこにあり、少し懐かしいです。以前はおやつの自販機があり、黄緑の筒の所からおやつを投入することが出来ましたが、現在は塞がれており、おやつの自販機もありません。

寂しいのはホッキョクグマ舎。昨年2024年11月8日にオスのキロルが亡くなって以降、ホッキョクグマ不在の釧路市動物園です。

ホッキョクグマの頭数が少なくなりつつある現在、他園も含めどんな未来になっていくでしょう。

ネコ科動物たちの獣舎で一番元気が良かったのは、やはり一番若手のライオン「フウ」(メス/2歳)。
2024年11月7日に旭川市の旭山動物園から来園し、11月14日から一般公開が始まり、間もなく半年になります。しばらく休んでは、浮き球アタックを繰り返したり、隣のオスライオン「ゆうひ」や人間たちの観察をしていました。相変わらず、(メスだけど)イケメン過ぎるいい顔のフウ。アニメのキャラクター風です。
屋外のライオン舎は2マスあり、1マスにはゆうひ(オス)が出ており、もう1マスでフウ(午前)、アキラ(午後)の交替展示になっています。

フウといっしょに旭山動物園から来園した、シロテテナガザルのオスの歌多(うた)(右)は、メスのマリアと仲良く寄り添い、毛繕いをしていました。

エゾクロテンのてんてん。昔のようには、怒らなくなったかな?でもキリリとこちらを見ています。

チンパンジー一家に新しい家族が誕生していました。父ゆみのすけ&母リリー(写真)の間に、2025年1月18日に3頭目の赤ちゃんが誕生。第1子ゆづる(オス)、第2子つむぎ(メス)、第3子はメスで愛称は「ひなた」に決まったばかり。兄妹は、ひらがな3文字という共通点の愛称です。チンパンジーの赤ちゃんの顔は肌の色がベージュっぽいという印象がありましたが、ひなたはすでに黒っぽいなと感じました。

15時過ぎからは、アムールトラのココアの展示が短時間ですが始まりました。現在ココアは終日屋内で過ごしており、日々継続して治療が行われ、ガラス窓にはシャッターが降ろされ非展示になっていますが、体調がよい日は短時間だけシャッターが上げられます。

シャッターが上げられると、ココアは肉をもらって食べているところでした。今は後ろ足で立てないようなので、上半身を使って移動し、肉を咥え、好きな場所に運んで食べていました。食べっぷりは力強く、逞しいです。
そろそろ札幌へ帰らなければいけない時間です。ココアの体調の安定と再会を願いつつ、釧路市動物園を後にしました。

この写真は円山動物園のオオジシギの写真ですが、今回初めて本物のオオジシギの鳴き声と急降下する時の音を、生で聞く事ができました。釧路市動物園内と周辺で何度かその音を聞きました。
最初はセミ?と思うような鳴き声がどこからともなく聞こえ続け、空で姿を見つけたと思ったら急降下。とても早くてカメラでは追えません。急降下する時の音は、ミサイルが飛んでくるような音です。撮影は無理でしたが、貴重な体験でした。

2025年5月2日(金)のココアです。

↓関連記事はこちら↓

コメント

おすすめの書籍


       

       

タイトルとURLをコピーしました