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しろくまにっき 3774 母のニオイを思い出した瞬間


枝を咥えながらプールに向かうリラ。咥えていると顔が笑顔に見えますね。これは、一昨日ララが夢中で齧っていた枝です。さすが嗅覚の動物、すぐに気づいたようです。
(2021年1月25日(月)の日記です)


牛骨を抱えながら丸太につかまり、ぷかぷかと浮かぶリラ。浅瀬に来た時に、飼育員さんの気配を感じたようで、慌ててプールからあがり、屋内に向かって行きました。こういう感覚は、見事当たる時と、外れる時があります。


見事当たり、屋外給餌の時間になりました。担当さんはスコップで大きな雪山を作り、その中にニンジンや肉を隠されました。


その雪山のひとつに、ララが齧った枝が挿してあったのです。これがただの枝なら、大して反応もせず、まずは下にある馬肉を食べ始めるでしょうが、この時ばかりは、枝に執着します。鼻を近づけ何度もニオイを嗅ぎます。しばらくして、肉を食べた後も、一旦場所を離れた後もニオイを嗅ぎます。ララも夢中になっていたくらいですから、この木自体にも魅力な要素があるのかもしれませんが、とにかくニオイチェックの時間が長かったです。


ニオイの記憶力もおそらく凄いのでしょう。


最終的にはプールに投げ入れたリラ。これでララのニオイも薄まるでしょうか。飼育員さんは、敢えて、他の動物のニオイのついたものなど、嗅覚を刺激するエンリッチメントを行っています。


ララは屋内に居て、今日は顔が見られませんでした。


デナリは、腰のあたりが黒くなっていて、よく寝ていた午後でした。

そんな午後の様子です。

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