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ホウちゃん独り立ち天王寺動物園のホッキョクグマ「イッちゃん」がズーラシアへ引っ越し


天王寺動物園のホッキョクグマ「イッちゃん」(メス/8歳)がよこはま動物園ズーラシアに向け、2022年12月26日(月・休園日)に出園することが発表されました。翌12月27日(火・休園日)にズーラシアに到着する予定のようです。イッちゃんの公開展示予定は2023年1月12日以降予定。
ズーラシアでは、今年7月17日にツヨシ(メス/18歳)が亡くなりメスが不在となりました。ゴーゴの居場所、ホウちゃんの独立時期など、そろそろ動向が発表されるのでは?と日々両園のHPをチェックしていたところの今朝の一報でした。母イッちゃんが出園すると同時に、娘のホウちゃん(まもなく2歳)は独り立ちするということになります。いよいよ門出の時ですね。

天王寺動物園HP ホッキョクグマの「イッちゃん」が出園します
天王寺動物園HP ホッキョクグマの「誕生日イベント」および「壮行会」を有観客で実施します
よこはま動物園ズーラシア記者発表資料(pdf)


ホウちゃんが他園へ移動するのではなく、イッちゃんが移動することに少し意表をつかれましたが、最近では、ペアチェンジのため母親の方が他園に移動するケースも見るようになりました。今回の場合は繁殖相手は同じで、場所を変えるということですね。


ズーラシアでイッちゃんを待っているのは、オスのゴーゴ(17歳)。すでに天王寺動物園で繁殖に成功している相手です。

(年齢は2022年11月21日現在)
天王寺動物園時代のゴーゴは、バフィンとの間に第1子の「モモ」が誕生。その後バフィンとモモは揃って浜松市動物園へ移動しました。次はイッちゃんとの間に、第2子目の「ホウちゃん」が誕生。イッちゃんが育児中につき、ゴーゴはズーラシアへ出張中のところでした。


現在、天王寺動物園では、新しい獣舎が続々と建設されようとしています。ホッキョクグマ舎のすぐ隣ではペンギン・アシカ舎が建設中で、年末頃には完成、2023年春頃OPENされる予定だそう。その後に続く予定なのが、新しいホッキョクグマ舎建設。こちらは2025年春にOPEN?という構想。
ホッキョクグマ舎近くでこれだけの工事が続くとなると、ゴーゴ&イッちゃんの繁殖は、しばらくお休みになるのか?それとも何らかの方法で試みられるのか?と案じていましたが、繁殖場所をズーラシアに移すということですね。


1934年(昭和9年) に建設された現在のホッキョクグマ舎が、すでに88年の歴史があることに驚きますが、そこで生まれた最後のホッキョクグマが「ホウちゃん」になるということでしょう。


ホッキョクグマ舎に貼られていたイッちゃんの個体紹介。


同じくホウちゃんの個体紹介。


ホウちゃんは年末にはいよいよ独り立ち。しばらく寂しくなるでしょうが、頑張ってね。3年後にOPEN予定の新ホッキョクグマ舎に、ホウちゃんは入居出来るかなあ、イッちゃんがお子さま連れで帰ってくるのかなあ、年々周囲の環境が変わっていくので、先のことは全く読めませんが、妄想するという無限の楽しみがあります。


そっくり親子イッちゃんとホウちゃん。1日1日を大切に過ごしてね。数年後のホウちゃんも、素晴らしい繁殖相手に巡り会えますように。


ズーラシアからは、移動の発表の他に嬉しいお知らせもありました。園路の補修工事等で2023年3月末日(予定)までホッキョクグマが見られないということでしたが、1月11日(水)からは一部園路が開放されることになり、ホッキョクグマの観覧が可能になるそうです。
イッちゃんの公開展示は1月12日(木)以降を予定されているそう。
よこはま動物園ズーラシアHP 亜寒帯の森ゾーン補修工事を行います(一部園路を開放します)

今年9月~10月に訪問した際の映像です。

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コメント

  1. らぶまま より:

    mayuさん…おはようございます☀
    イッちゃんが移動とはびっくりしました。ゴーゴーは天王寺に帰ると思っていました。もう…11月なのにどうなるんだろうと思っていて、ゴーゴーが移動しないのなら…アイラがズーラシアに移動してほしいと勝手に思っていました。

    繁殖が成功したのだから…これは良い案ですね^_^
    私の近くに来てくれるので…楽しみが増えます^_^

  2. MAYU MAYU より:

    ツヨシが亡くなってしまったことで、状況は変わっていったのでしょうね。
    ぜひ、応援してあげて下さいね。

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