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ゴマフアザラシ エフの訃報


まあるい体で岸辺で昼寝したり、顔だけ出してぷか〜りと浮かんでいたり、最高の癒やし系アザラシ「エフ」。今年6月頃から体調不良のお知らせが出たり、少し落ち着いたりでしたが、8月下旬より再び体調不良となり、10月2日(土)に旅立ってしまいました。1983年3月19日 円山動物園生まれの38歳、飼育下のオスでは国内最高齢のゴマフアザラシでした。
円山動物園HP ゴマフアザラシ「エフ」が亡くなりました


2018年6月14日の朝に、旧海獣舎からホッキョクグマ館へ移動し、3年3ヶ月が過ぎました。


(写真:あずきに乗られるエフ)
若いアザラシとやんちゃアザラシに囲まれ、大変そうだなあと見える時もありましたが、大変さも張り合いがあって、アザラシらしく生き抜けたんじゃないでしょうか。そうだったらいいなあと思います。旧海獣舎では「目が見えていない」疑惑があったのですが、ホッキョクグマ館ではその疑惑も払拭されていたようです。採血出来るまでにトレーニングも進められていました。


今年の春は、オスのギン(左)が成獣になりつつあり、エフ(右)にピリピリする様子も見られました。


エフはおじいちゃんだけど、ギンには大きな存在に見えていたかもしれません。ギンにとっても、エフは大事な存在でしたね。エフによく絡んでいたあずきは、もちろん寂しく思っているでしょう。


春は換毛の季節なので、中洲の上でよく昼寝していたエフ。


毛が黄金色に輝くのと、髭の先がカールするのが魅力。

動画は2020年の春の様子です。

次へ続きます

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