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東山動植物園のホッキョクグマ サスカッチの訃報


今年もまた会えたらと願っていましたが、とても残念です。東山動植物園のホッキョクグマ、サスカッチ(オス)が、昨日5月6日(水)に亡くなったそうです。
東山動植物園HP ホッキョクグマのサスカッチがなくなりました (2020年5月7日)
オフィシャルブログ サスカッチ、今までありがとう(2020年5月7日)


私が最近訪問したのは、昨年(2019年)7月19日。その時には、「1990年12月(推定)カナダ生まれ」という個体表示がありました。サスカッチは野生個体だと聞いています。ただ、動物園の訃報記事を読むと「1990年11月に来園」とあります。1989年の年末〜1990年の年始に生まれたのなら、今30歳ということでしょうか。いずれにせよ、国内のオスのホッキョクグマでは、最高齢でした。


名古屋の夏はとても暑く、冷房のきいた屋内にいる時間も長かったサスカッチ。時々写真のように、外を眺めていました。


2020年3月27日(金)のオフィシャルブログ ホッキョクグマ「サスカッチ」の状態についてでは、今年1月中旬から食欲が減少している事や、2月中旬には、リスクを承知で麻酔をかけて治療された事も書かれていました。高齢の体でよく頑張りました。


2018年に訪問した時には、陰嚢が大きく見えたので、ちょっと驚きました。


飼育員さんを見つけて、じっと見ていたサスカッチ。


暑い7月だけど、涼しい時間帯には、屋外で休んでいることもあったサスカッチ。

(2009年12月撮影 左サスカッチ 右ミリー)
2015年10月17日にはミリー(メス享年22歳)が亡くなり、翌年2016年12月8日にはオーロラ(メス享年25歳)亡くなり、その後は独りで頑張ったサスカッチ。東山動植物園の顔となるべく、大きなポスターに登場したり、体格も大きく、甘いマスクの人気者でした。


ホッキョクグマが不在となってしまい、寂しくなってしまいました。楽しい思い出の数々をありがとう。安らかにお休み下さい。

今までの思い出をまとめました。

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コメント

  1. 匿名 より:

    私は愛知在中のしろくま好きなおじさんです。
    サスカッチは何度か会いに行きましたが
    今年3月に体調不良で会えませんでした
    まさかと思いましたが
    安らかに眠って下さい
    献花台あれば
    緊急事態解除になってから東山へ行こうと思います

    • MAYUMAYU より:

      縁あってカナダから名古屋に来て、30年近く暮らし、楽しませてくれたのですから、感謝感謝です。休園期間中の訃報は辛いですね。

  2. キルビル より:

    あの蒸し暑い名古屋でよくぞ頑張ってくれました。
    東山のブログを拝見すると、飼育員さんたちも最善を尽くしてくれたのだと思います。
    その思いに応えようとしたサスカッチもきっと幸せだったのだろうと。
    ただね、こんな時期にもたらされる訃報というのはね…。
    どえりゃ~辛いでイカンわ。
    サスカッチ、どうか安らかに。

    • MAYUMAYU より:

      次回、東山訪問の際は、サスカッチが居た場所に向けても手を合わせてきたいと思います。

  3. キルビル より:

    追記:
     東山のブログからの引用です→
    【亡くなったサスカッチに会った時、お疲れ様の気持ちと共に命をあきらめなかった彼のすごさを感じました。
    最後の最後まで懸命に生きていました。】

    もうね、これを読むとグッときてしまいましてね。
    東山のスタッフの皆さんにも感謝を申し上げたい。
    わけあって東山とは疎遠になっていますが
    状況が良くなれば、私も彼に手を合わせに行きたいと思います。

    • MAYUMAYU より:

      今回のブログ記事は、本当にありがたかったです。
      いろいろ大変ですし、お辛い中でのお知らせは、お願いしたくてもはばかられるところですが、
      それをいち早くお知らせ下さった。
      何も出来ないのだけれど、最期の時に少しだけ寄り添えられたというか、思い考える時間をもらえた気がします。

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