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【名古屋】東山動植物園のホッキョクグマ「フブキ」健康管理と男磨きの日々

(Fubuki the Polar Bear, male 4 years old, Higashiyama Zoo, 2025.11.14)
2025年11月14日(金) 21.2℃/9.0℃
今日は名古屋の東山動植物園へ。1年ぶりの訪問なのでゆっくり巡りたいところですが、帰りの飛行機の時間の都合上、短時間でテンポよく回らなければならず、広い園内を行ったり来たりで大変でした。秋深まる11月中旬、東山動植物園では「秋まつり」の真っ最中。肌寒くなってきていますが、今日は最高気温が20℃以上まで上がり、一桁気温の地から来ている身には暑く感じ、かなり薄着で参戦しました。園内には半袖という強者も見られたほどでした。
さあ、1年ぶりに会うホッキョクグマのフブキ(オス/4歳)は、どんな姿を見せてくれるでしょう。

今日は正門から入園。開園前から入園待ちの列に並び、3番目に並んだはずですが、ロッカーに荷物を預けている1分くらいの間に、すでにこれだけの人たちが入園!複数の団体客があったようで、朝ーからめちゃ混み状態でした。
まずはホッキョクグマ舎へ向かいます。

朝一は出舎前のことが多いので、屋内側に回ると、これから屋内の清掃作業が始まるというところ。フブキを隣の部屋に移動させ順番に屋内清掃されます。
ガラス越しに間近で見ることもあり、1年前より確実に体が大きくなったことを感じました。

赤と黄色のおもちゃのタンクの中に、魚やペレットなどの朝ごはんが用意されており、屋内で転がしながら中身を完食していました。

さあ、これから一日の始まりです。

フブキが男鹿水族館GAOから東山動植物園に来園したのは、2023年3月6日(月)。
フブキの誕生日は2020年12月26日なので、2歳2ヶ月時での移動でした。
昨年(2024年)に訪問した際には、放飼場全体に乾草が敷き詰められていて、一部から発芽しているのが観られましたが、あれからさらに緑が増えたようでした。

屋内で朝ごはんを食べたあとは、屋外メイン放飼場に登場したフブキ。

高い段差をショートカットで降りてきます。高齢個体ならちゃんと遠回りしたことでしょう。

後肢をつけてショートカットするので、膝小僧あたりが真っ黒になります。そのまま大プールにダイブ。

水堀り状態の大プールで少し遊ぶフブキ。

水底から骨を見つけて、ガリゴリ食べ始めました。牛の大腿骨かな?と思われるその骨の食べ方も実にワイルドで、噛んで欠けた大きめの骨片を口に含み、さらに噛み砕いて小さくして、飲み込んでいました。
食べたあとは、水からあがり、その後はほぼ屋内に入ってしまい、行ったり来たり歩いていました。

お昼前には、屋内で体重測定。日々の日課のようで、すんなりと体重計に乗って、しばらくオリーブオイルを舐め続けていました。油大好き♪ホッキョクグマ。

オリーブオイルでテンションが上がったのか(笑)、サブ放飼場の方のプールで激しく遊んでいました。ここのサブ放飼場は檻の隙間が狭く、見えづらい、撮りづらいですが、楽しそうにしている雰囲気は充分伝わってきます。
しばらく遊んだあとは、屋内を往復しながら過ごしていました。

そして寝室でしばらく休憩。この部屋には乾草をふかふかに敷き詰められてもらっていて、なんだか気持ちよさそうですね。

14時頃には、屋外で給餌タイムがありました。飼育員さんがフブキの目の前で準備中。
忠犬ハチ公のように、じっと見つめていたフブキ。
待ちきれなくなってくると、大口をあけます。

ようやく餌が入ったポリタンクを投げ入れてもらい、「待ってました!」と飛び込むフブキ。

次はどっち?飼育員さんの動向を追うフブキ。

ポリタンクの中から器用に魚を取り出し、口いっぱいに頬張るフブキ。
フィーダーからの取り出し方には、ホッキョクグマそれぞれの個性があり、それを知ることが出来るのは嬉しい限り。ホッキョクグマの知能はやはり高いです。

右手甲に乗せて、左手指でおさえ、大きなりんごを頬張るフブキの顔は、幼い頃のまま。少し垂れ目に見えるところにも愛嬌を感じます。

2025年末で5歳になるフブキ。いずれメスと出会える日が来ることを願い、それまで健やかに、そして立派に成長し、さらに男を磨いていってくれればいいなあと思います。

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