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円山動物園のアジアゾウ「パール」出産間近か 陣痛らしき行動とは

(アジアゾウ パール(メス/19歳) 札幌市円山動物園 2023年8月3日(木))
2023年8月1日(火)のお昼すぎ、パールに陣痛らしき行動が見られ、落ち着いた環境で出産してもらうためゾウ舎の屋内が閉鎖されてから2日が経過しました。出産した?まだしてない?と思いつつゾウ舎に来てみると、パールが屋外のひさし下エリアに出て餌を食べていました。間隔がありつつも陣痛らしき行動が見られているということで、出産はこれからのようです。(14時30分現在)
今回、見られた陣痛らしき行動とはどんな行動だったのでしょう。

現在、ゾウ舎はこのような形で屋内が閉鎖されています。これならさすがに突破する人もいないだろうとは思いますが・・

現在スタンプラリーが実施されているため、ゾウ舎通路手前の場所にスタンプの場所が移動しました。

「パールが落ち着いている状態の時は、屋外でご覧いただけることもあります。」とあり、扉が開放される時間があります。

屋外のメイン(広い方)には、ニャイン(左/娘/10歳)とシュティン(右/母/32歳)が出ていました。来園した当初は、体格差があり母と娘の区別も分かりやすかったのですが、ニャインも大きくなり、区別がし辛くなりました。ただ、シュティンはお尻に☆のマークがあり右耳に穴が空いているので、個体識別は難しくはありません。

サブ放飼場からこちらを覗いているオスのシーシュ(14歳)、8月4日が誕生日なので、明日15歳になります、おめでとう! もし明日赤ちゃんが生まれたら、一緒になりますね。

パールは時折屋外に出て来ては、朝は餌を投げて入れてもらっていたり、用意された乾草を食べたりしていました。
ゾウ舎の植え込みには、現在ムクゲの花が咲いています。

8月1日の姿にはなかった、後ろ足にチェーンも装着していました。いよいよの態勢だなあと感じます。

ゾウは、出産も大変ですが、出産した後も大変なことが多いと聞きます。興奮して子どもに危害を加えるケースもあり、係留するこも必要になるかもしれません。その万が一に備え、以前からチェーンやバンドを装着しているのは見ていましたが、四肢全部に付いているのは、初めて見ました。

今回8月1日以降に見られた、パールの陣痛らしき行動とは、

① 後ろ足をクロスしたり
②しゃがもうとしたり
③後ろ足でお腹に触れようとしたり

する行動を、定期的に見せたということです。
いよいよ生まれるとなれば、おそらくもっと強い陣痛が押し寄せてくるのでしょうか?
今は、人間で言うところの、前駆陣痛の段階なのかもしれません。
パールにとっては初産、円山動物園にとっても初めての経験となるゾウの出産。
どうか無事でと願うばかりです。

2023年8月3日(木)のパールの様子です。

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