大雪の中で過ごすエゾヒグマ「とわ」ラーメンかと思ったら・・

野生のエゾヒグマは、もう冬眠(冬ごもり)をしているのかなと思いますが、動物園のエゾヒグマは毎日餌をもらっているので、基本的に冬眠はしません。今日も大雪の中、真っ白に雪を被りながら、屋外で餌を食べていたとわ（メス/12歳)。1月14日の誕生日で13歳になります。
そんなとわも、4年前には冬眠しかけたこともあり、改めて野生動物だということを感じたものです。

とわは寝室でお休み中

野生動物ならではですね。

餌場にあったものを見たら、一瞬ラーメン？と思いましたが、もやしでした。(笑)

熊出没注意ラーメン(しょうゆ)や小熊出没注意ラーメン(バターしょうゆ味)のパッケージの印象が強いせいですね。(笑)

オスのダイの誕生日は1月17日(今年10歳)。エゾヒグマの誕生日は1月生まれが圧倒的に多い気がします。12月や3月生まれの個体もいます。ホッキョクグマもエゾヒグマも着床遅延という繁殖生理を持ち、子育てに適した時期に出産しているせいですね。ホッキョクグマの場合は11月12月が多いのですが、オーストラリアのミシュカ(メス)の誕生日が4月26日、その兄ヘンリーは5月9日だというのは、南半球だからなのかもしれません。エゾヒグマがオーストラリアで繁殖したら・・・気になります。