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巣箱から外の世界へ~円山動物園のオオタカのヒナが順調に成長中

円山動物園「フクロウとタカの森」で暮らすオオタカが、今年繁殖に成功しました。今年は6月24日と25日にそれぞれ1羽ずつ孵化しましたが、残念ながら25日に孵化したヒナは途中で亡くなってしまいました。それでも、6月24日に孵化した1羽は順調に成長を続け、このたび巣箱の外へ出て、自分でとまり木にとまる姿が見られるようになりました。
野生では「森のハンター」として知られるオオタカですが、まだ幼いヒナは羽毛に包まれたあどけない表情。大人の凛々しい姿とはまた違った魅力があります。

7月30日(木)の様子
7月30日に訪れた際には、巣箱から出て間もない様子で、とまり木の上で周囲を見回していました。まだ幼さが色濃く残る姿ですが、人工芝の面に立ち、外の世界を少しずつ観察しているようでした。

野生下では40日くらいで巣立つと言われているオオタカですが、この日は孵化後(孵化した日を0日とする場合)36日。写真のような、これくらいの容姿で巣から出ていくのですね。

8月1日(土)の様子
幼鳥はさらに移動し、ケージ手前側のとまり木までやってきました。

すぐ傍にはお母さんが見守っています。

自分で羽繕いをしながら、伸び〜をして、くつろいだ表情を見せていた幼鳥。

高いところからはお父さんも見守っています。

オオタカはタカ科に属する猛禽類で、日本では北海道から九州まで広く分布しています。森林を主な生活の場とし、鳥類や小型哺乳類などを捕らえるそうです。

野生で事故に遭い飛べなくなったコウベツ(メス)と、富山市ファミリーパーク生まれのトヤマ(オス)の間では、初めての繁殖。

 


鋭い眼と力強い鉤爪を持つことから精悍なイメージがありますが、ヒナの時期はふんわりとした羽毛に覆われ、愛らしい姿ですね。成長するにつれて幼羽へと生え変わり、やがて親鳥のような美しい姿になっていきます。
それにしても、たった2日で羽の印象は激変し、伸びてふんわり大きく見えました。

親鳥とヒナの違い
1.そして親と幼鳥では、虹彩の色が違います。
親は黄色、幼鳥はグレイ(青っぽいグレイ?)
2.幼鳥は、鼻や口の周辺が鮮やかな黄色です。

野生のオオタカをここまで近くで細かく観察することは無理ですし、ヒナを見られる機会も限られているので、非常に幸運な瞬間でした。

ちなみに、セイキムクドリも、幼鳥(左)と親鳥(右)では目の色が違いました。

これからは羽ばたきの練習を重ね、飛ぶ力を身につけながら、さらに成長していくことでしょう。

2026年8月1日(土)の幼鳥の様子です。伸び〜をした時の足の長さが想像以上でした。

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