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しろくまにっき 977



ララとアイラ

今日は、ララとアイラが親子で過ごす最後の日。
この週末は、多くのお客さんがホッキョクグマ舎前に訪れていました。


授乳

開園直後からすでに寝ていたララとアイラ。
長い昼寝から、いつ起きるのか?もう起きるだろうと、お客さんはずっと待っています。
目覚めたのは、13時前。
そして、授乳が始まりました。
これが最後になるのかな、と思うと胸詰る想いですが、皆静かに見守っていました。
大きな窪みの穴に、ゆったり横たわるララに、乗っかるように飲んでいたアイラ。
満足するまで飲めた様子で、まずはよかった。

看板

午前中は、陽射しがポカポカに感じられる程の青空でしたが、
午後から雪が降り始め、次第に気温も下がってきます。
13時30分過ぎに、「アイラを送る会」の看板が設置されました。
職員の方が集まり、設置する様子を見ていたララとアイラ。(TOPの写真)

キャッチ

送る会が近づくにつれ、お客さんもどんどん集まり、人止め柵の周囲は2重3重の人垣が出来ました。
15時になり、お話(園長、飼育担当者、ボランティア代表、おびひろ動物園副園長)のあと、
ポリタンク(緑、赤)が投げ入れられました。
ララのナイスキャッチ。

ポリ

ララは、もうないの?という感じで、しばらく飼育員さんの方に向かって立ち上がっていましたが、
今日のおもちゃは、ポリタンク2個のみ。

アイラポリ

アイラは、赤でも緑でも遊びたいようで、テンションも高く、
上へ下へと遊んでいました。
もっともっと見ていたいですが、閉園の17時が近づいてきます。
暖を取るために、休憩に入ったお客さんも、また改めて集まり、その時を待ちます。
今日の一日の様子をまとめました。
まだ、明朝も会えるね。

コメント

  1. 書き込みははじめてですがいつも動画、楽しみにみています。
    特にリンゴをキャッチするララの名シーンはいまも繰り返し拝見しております。
    関東在住のため、お誕生会もお別れ会も参加できませんでしたが、
    動画のおかげで様子を知ることができ本当に感謝しています。
    温かい親子の姿を公開してくださる管理人様へお礼申し上げます。
    これからも楽しみにしています!

  2. kaka より:

    アイラちゃんは今頃、泣きながら眠りについたかな、
    ララはわが子を探していないかしら、と案じながら、北の空を見上げておりました。
    明日になって、明後日になって、少しずつ、
    また楽しい気持ちになれるといいですね。。。
    MAYUさま、寒い中、本当にありがとうございました。
    感謝いたします。
    また、あした。

  3. くまきち より:

    はじめてコメントします。
    ブログは欠かさずチェックしアイラの成長を楽しみにしていました。
    また、ホッキョクグマを好きになり、アイラは動物に興味を抱くきっかけを与えてくれました。
    アイラは本当に大きくなりましたが、ララと遊ぶ最後の姿はほほえましくもあり、切なくもありますね。
    でも新しい環境でまた元気な姿を見せてくれると信じてます!
    ありがとうアイラ!

  4. maya より:

    mayuさん・・寒い中、毎日の更新ありがとうございます。
    イコキロの時もそうでしたが、やりきれない思いがします。
    仕方ないことだとしても人間の身勝手のような・・・
    自然界でもある時期になると親熊は小熊を追い払うと聞きますが
    個人的には、まだアイラを引き離さないで欲しいです。

  5. KEI より:

    私もmayaさんと全く同じ気持ちです。
    自然界では、2年半〜3年は親子いつしょに過ごすそうです。
    円山動物園でなかったら、「親子の幸せな時間」がこんなに短くなかったのでは!と思います。
    イコキロを送り出した後のララの姿に涙が止まらず、動物園に、「次の子の時は、せめて授乳が終わった頃に離して欲しい」と意見を出しましたが、もっと速くなってしまいました。フゥー
    ララやアイラに愛情を持つ動物園なら1年繁殖が遅れても、親子の幸せを優先してくれろと信じて居ましたが…ララは、表彰もされた事ですし…
    ララの子育て新記録を作りたい円山動物園の野望でしょうか。
    ララのアニマルファミリーを続けてきましたが、もうやめようかと思います。毎回辛すぎます。頑張り続けるララは、年々年を取るのに、ゆっくり子育てを楽しむどころか、速められ、「絶滅危惧種だから仕方ない」の名目で、繁殖第一に!…
    愛情深く、写真力&文章力を持ち、私達に、様子を知らせてくださるMAYUさん、本当に、心から感謝しております。ありがとう❤

  6. MAYU より:

    KEIさん
    ララへの熱い想いを読ませていただきました。
    繁殖が急がれるような、環境を招いてしまっているのも、
    やっぱり人間なのだなあと思うと、身につまされます。
    他の動物園のカップルでも、もう少し誕生してくれるといいんですが、
    ホッキョクグマの繁殖は、本当に難しいようで・・
    でも、ララファンはやめないで下さいね~
    ララが元気にしている時も、ララがちょっと辛そうにしている時も・・・
    いつだって、応援しています。

  7. あいららふぁん より:

    私もKEIさんと同じ思いです。
    毎回のことだから今回も大丈夫だろうって
    無理やり親子を切り離しているように思えます。
    それは人間の勝手な憶測でしかなく、
    どれだけララやアイラがつらい思いをしてることでしょう。
    繁殖も大事でしょうが、親子が触れ合う愛情を
    見守ることも、私達にとってとても大事なことでは
    ないでしょうか。
    今すぐララとアイラを引き合わせたい信条です。

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