
ゼニガタアザラシの餌の時間になりました。
2頭が、立ち上がって要求しています。
ゼニガタアザラシは、北海道東部から、アラスカにかけての岩礁帯に生息するアザラシ。
北海道では、襟裳岬(えりもみさき)で多く見る事ができます。

円山動物園のゼニガタアザラシは、ミサキ(オス/15歳)と、ジージー(メス/19歳)の2頭。
体の模様が、昔の銭のような形だから、ゼニガタアザラシ。

頭はツルッと丸くて、顔も愛らしい。

食べる時、なぜか目をつむるところもたまらない。(^^)

ミサキ(オス)の方は、ほとんど目が見えないので、ヒゲをアンテナのように、ピーンと張り、
どこに魚があるか探しています。

厳しい北国を生き抜くため、冬場は体にたくさん脂肪をつけて、特にまん丸になります。
動物園では、1日に4~5kgのホッケやオオナゴを食べています。
鳴き声や、この立派な歯など、まさに海獣です。

体をうまく曲げて上手に立っています。
これから冬本番の北海道。
長い冬も、力強く生き抜きます。


コメント