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春を感じた円山動物園

雨、好天、高温だったこの一週間で、雪は一気に解け進みました。蕾が膨らんでいたクロッカスが、一斉に開花していた、今日の円山動物園です。今日も気温は10℃を超え、平日にも関わらず、多くの来園者が見られました。西門には入園の際の検温を待つ人の列が出来ていました。来月4月19日からは検温に加え、予約チェックも増えます。目まぐるしく、様々なことが変わってきました。

 


カバのザンが、屋外で伏せてうとうとしていました。


カバのドンが、屋外に出て、朝ごはんを食べていました。


少し見えづらい環境ですが、モモイロペリカンたちも、外に出ている時間が長くなってきました。色が似ているせいか? フラミンゴ!と呼ばれることも多い気がします。


アミメキリンのユリカ(左)とテンスケ(右)。繁殖の時期が来るまで、まだ別居中ですが、仲は良さそうです。


グラントシマウマのDJ(左)とチョビミミ(右)。こちらもまだ別居中。


プッチョが亡くなって1頭になってしまったエランド、オペル。腰を下ろしている姿もよく見かけます。


リッキーは、日向ぼっこをしながら大あくび。下の雪解けも進んだので、そろそろ降りたかもしれません。


元気なブチハイエナのカミ。


アジアゾウたちも、全頭が屋外に出て過ごしていました。


オランウータンたちは、まだ屋内で過ごしていました。今年6月から類人猿館の解体〜新築工事が始まるため、 弟路郎は5月末頃に、釧路市動物園に移動予定、レンボーとレイトは、6月上旬頃(予定)に円山動物園の動物病院内に作られた仮住まいの獣舎で暮らし、非展示となるそうです。(今後はガイドツアーなどの企画の予定もあるとか)。工事期間は2021年6月〜2023年10月(予定)。2年半近くの間は、少し寂しくなりますね。
詳しくは→円山動物園HP 類人猿館の建て替え工事に伴うオランウータンの飼育展示と動物移動について


冬の間は、暖かい熱帯雨林館の屋内で過ごしていた、シロテテナガザルのコタロー(黒)とラーチャ(栗毛)。今年初めて屋外に出ていました。扉が開くと、コタローはすぐに出てきましたが、ラーチャは寒いのが苦手なようで、少しためらい、出口のところで様子を見ては、屋内に戻ったりしていました。外に出たタイミングで、吹いてきた風が冷たかったようで、思わずコタローにぴったりと寄り添ったラーチャ(写真)。この直後に扉が閉められ、しばらく屋外で過ごしていた2頭でした。


マレーグマのウメキチは、屋内外を自由に行き来しながら、屋外タイムを満喫していました。大きな浮き球の中には、餌が入っています。


最近、体調がすぐれないユキヒョウのコハクは治療中です。展示はされているので、姿を見ることは出来ますが、休んでいる時間も長いようです。
詳しくはこちら→円山動物園HP ユキヒョウ「コハク」の麻酔下での検査について


そのコハクの繁殖相手シジムに出産の可能性があるため、4月1日(木)からしばらく寒帯館が閉鎖されます。今回は、シジムの寝室の周りにカーテンレールが取り付けられ、黒いカーテンで覆われます。


静かに落ち着ける環境に。


3月22日(月)のシジム(10歳)。

これからは花を愛でる楽しみも増える円山動物園です。

 

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