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ユキヒョウ物語 951 フブキ公開スタート円山生活始まる

(Fubuki the Snow Leopard , male 6 years old ,Sapporo Maruyama Zoo, 2024.03.25)
2024年3月15日(金)、多摩動物公園(東京都)から札幌市円山動物園にオスのユキヒョウ「フブキ」(6歳)が来園しました。屋外サブ放飼場での訓練期間を経て、3月25日(月)の朝から一般公開が始まりました。公開日のお知らせが前日夜に発表されたこともあり、私のように公開を知らずに訪問した人には、嬉しいサプライズとなったことでしょう。
昨年2023年8月19日に、オスのアクバル(享年18歳)が亡くなり、メスのシジム1頭だけになってしまった寒帯館ユキヒョウ舎に、新しい風が吹いてきました。

寝室と放飼場をつなぐ扉は開放され、出入り自由の状態で、フブキはメイン放飼場に登場しました。

フブキは放飼場の隅々まで、細かくチェックしながら探索を繰り返していました。

放飼場上部にあるキャットウォーク部分にも上り、ひと通り往復していました。

上から見える景色をチェック。隣のレッサーパンダたちにも気づけたでしょうか。

下りは慎重にサササーッっと。

今日は高いところで休んでいました。

隣のシジムと檻越しにやり取りが見られます。

雪の上を歩くフブキ。

シジム(写真/メス/13歳)との繁殖のために来園したフブキですが、今期の同居はどうなるでしょうか。今はちょうど発情の波が訪れるシーズンですが、2頭の状態を見ながら同居が進められます。

シジム(メス/13歳)とフブキ(オス/6歳)。
ピンクの鼻に見られる斑の違い、目の色の違いで見分ける事が出来ます。


フブキの個体紹介はまだ登場していません。来園から日が浅く、飼育員さんに対する警戒心もまだ強いため、体重計測はもう少しだけ先になりそう。

今日のところは慎重に歩き回るフブキでしたが、慣れてきてアクティブな姿を見られる日も楽しみです。

フブキ(オス)
2017年5月24日 モスクワ動物園(ロシア)生まれ
2018年12月20日 神戸市立王子動物園に来園(1歳) ユッコ(メス)との繁殖目的
2023年2月8日 多摩動物公園へ移動(5歳) ミミ(メス)との繁殖目的
2024年3月15日 円山動物園へ移動(6歳) シジム(メス)との繁殖目的
2024年3月25日 一般公開始まる

2024年3月25日(月)公開初日の朝の様子です。

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