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円山動物園のユキヒョウ「アクバル」の訃報

(ユキヒョウ アクバル(オス/18歳) 札幌市円山動物園 2023年7月28日(金))
円山動物園のユキヒョウ「アクバル」が亡くなっているのを、2023年8月19日の朝に、確認されたそうです。つい先日まで、暑さの中でも力強く歩き回っていたので信じ難い現実ですが、体調不良を見せ始めてからは、驚くほど早く活力を失っていったように見えました。なんとか復活して欲しいという願いは届かず、アクバルは虹の橋を渡っていってしまいました。とても寂しいですが、安らかなる旅立ちを祈るほかありません。
※死因は8月20日に追記され、重度脱水、急性肺炎、慢性膀胱炎、肝臓および腎臓の混濁ということでした。

円山動物園HP ユキヒョウ「アクバル」の死亡について
円山動物園HP ユキヒョウ「アクバル」の現状について

療養中は、屋内展示場と寝室で過ごしていたアクバル。今朝は展示場のガラスにアクバルの死亡を知らせる紙が貼られていました。

ユキヒョウ アクバル(オス)
2005年6月7日 多摩動物公園生まれ 父シンギズ(野生) 母マユ(多摩生まれ) 同腹兄弟シリウス
2006年3月30日 円山動物園に来園(生後9ヶ月)
2009年5月2日  リーベとの間に初めての双子誕生(ヤマトユッコ)
2011年5月1日 リーベとの間にリアン誕生
2012年11月10日 アジアゾーン寒帯館へ引っ越し
2023年8月19日 永眠(18歳)

2023年7月27日に麻酔下で冬毛の除去、血液検査、レントゲン検査が行われたあと、7月31日より血尿が見られ、一時的に展示が中止されましたが、8月3日(木)より展示再開。

屋内展示場にはシジム(メス)の出産のために作られた木製の産箱があるのですが、アクバルはこの中によく入るようになっていました。

少し体調が良さそうな時には、屋外のいつもの高台で休んでいる日もあり、回復を期待していました。

亡くなるまでの数日は、あまり姿を見ることはなく、寝室の奥で休む姿をたまたま見られたり、

産箱の中で休んだりしていたようです。弱っている姿を見せたくないという彼のプライドのようなものさえ感じました。私にとっては、最期まで偉大なるユキヒョウでした。

↓続いてはアクバルの思い出です↓

コメント

  1. キルビル より:

    両親の面影を色濃く留める愛おしい個体でした。その名に恥じぬ姿を体現してくれたユキヒョウ生であったかと思います。何よりユッコ・ヤマト・リアンをこの世に送り出してくれたことを心から感謝します。アクバル、あなたの訃報は秋田にいる妹、孫、ひ孫たちに伝えてきましたよ。そして、あなたの後を追うようにスピカまで逝ってしまった。「悲しみは果てしなく」を聴きながらあなたたちのことを想う。ありがとう、どうか安らかにお眠りください。

    • MAYU MAYU より:

      本当に寂しいかぎり。スピカまでもでしたね。
      暑い中での遠征、お疲れ様です。ひ孫ちゃんの水浴びも見てみたかったです。

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