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アムールトラ リングの訃報


茶臼山動物園のアムールトラ、リングが1月8日(水)に亡くなったそうです。久しく会えずにいたら、リングも16歳になっていたんですね。(オスの国内最高齢でした)死因は肺炎による呼吸不全だったそうです。茶臼山では先月もメスのミライが亡くなったばかりで、さぞや落胆されていることでしょう。貫禄のリングに、もう一度会ってみたかったなあ。リングには、円山動物園で1年と2ヶ月弱の間、ほぼ毎日のように会っていたので、非常に思い入れのある個体でした。


2010年12月16日、リングを乗せた車を、偶然見かけました。東京の多摩動物公園から円山動物園に到着したところです。


リングは、ロシアのチェリャビンスク動物園生まれ。円山にいた時は、7〜8歳の頃。
2008年5月24日、釧路市動物園で、チョコとの間に、タイガココアが生まれ。
2010年7月7日、多摩動物公園で、シズカとの間に、ケイスケマオアイが生まれ。
2015年3月18日、茶臼山動物園で、ミライとの間に、アサマアズサが生まれ。
2018年6月24日、茶臼山動物園で、ミライとの間に、ミタケホタカアズミが生まれ。
実に10頭のお父さんでした。タイガとケイスケは亡くなってしまいましたが、8頭は各園で活躍中。
ココア、アサマ(釧路市動物園)、マオ(おびひろ動物園)、アイ(九州自然動物公園)、アズサ(宇都宮動物園)、ミタケ(いしかわ動物園)、ホタカ(富士自然動物公園)、アズミ(茶臼山動物園)
偉大なるリングの血が、各園から引き継がれていきますように。


7歳のリング。札幌の深い雪の中で、悠然と佇んでいました。


リングが来園したころは、ちょうどアイラが生まれた頃でしたね。


リングといえば、この立ち姿と開き(笑)。ガラスはよく磨いてくれていましたし、扉もよく叩いていました。


名前を呼ばれると、尻尾を振って応えてくれるようで、表情も豊かで、とても人気がありました。


その勇姿は、円山の寒帯館で見ることが出来ます。(アムールトラのイメージ写真として)

リングが円山動物園に来園して間もない、今から9年前の1月の頃。屋内収容の際、いつも待ち遠しくて、扉の前でスタンバイしていたリングを、ずっと撮り続けました。中に入ってすぐ右側に、リングの餌が置いてあるので、右に向かっています。この頃のアイは、リングを見る度に吠えていたので、毎回アイの声も聞こえます。

リングが釧路市動物園に帰ることになり、編集した動画です。
ロシア→釧路市動物園→多摩動物公園→円山動物園→釧路市動物園→茶臼山動物園と移動を繰り返したリング。日本に来てくれて、美しく素晴らしい姿を見せてくれて、ありがとう。


お土産にいただいた、茶臼山動物園のクリアファイル。ミライお母さんと赤ちゃんのアズサが映っています。表情や手の置き方が可愛らしく、大事にしたいと思います。

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