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浜松市動物園のホッキョクグマ「バフィン」の訃報

今週は訃報が続いてしまいました。浜松市動物園のホッキョクグマ バフィン(メス/34歳)が、2026年3月20日(金)の朝、亡くなったとのこと。解剖の結果では肝不全と推察されるそう。3日前の3月17日(火)には豊橋総合動物公園のクッキー(メス/33歳)が肝不全で亡くなったばかり。豊橋と浜松は隣合う市なので、遠征時にはセットで訪問することがほとんどで、年齢も近い2頭の、年を重ねていくようすを微笑ましく観ていました。同時期に逝ってしまい、本当にに寂しいかぎりですが、2頭とも亡くなる直前まで、野生動物らしい力強い生命力をみせてくれていたようで、素晴らしいホッキョクグマでした。

浜松市動物園HP【訃報】ホッキョクグマのバフィンが死亡しました

バフィンに最後に会えたのは、2025年11月12日。
プールに投げ込まれたおやつのリンゴを、陸から揚げて食べていました。

放飼場のあちこちに準備されたおもちゃとバフィン。この時はおもちゃにはほとんど触れず、休んでいる時間が長かったです。

当時は、だいぶ色褪せていたバフィンの個体紹介。

【ホッキョクグマ バフィン(メス) 経歴】
1991年12月9日 コルモーデン動物園(スウェーデン)で3つ子で誕生
(バフィン(-2026.03.20没  34歳)・アークティク(-2014.03.19没 22歳)・ユキヒメ(-2017.06.26没  25歳))
1993年4月10日 浜松市動物園に来園 (1歳4ヶ月)
1994年6月5日 オスのジェイソン(1992.12.08-2010.02.08)がフラミンゴランド(英)より来園
2001年11月13日 ジェイソンとの間に1頭出産→産仔死亡 (バフィン9歳)
2004年10月21日  ジェイソンとの間に1頭出産→産仔死亡(バフィン12歳)
2005年12月12日 ジェイソンとの間に1頭出産→産仔死亡(バフィン13歳)
2010年2月8日  ジェイソン死亡(享年17歳)
2011年3月2日  天王寺動物園へ移動しゴーゴとの繁殖を目指す(バフィン19歳)
2014年11月25日 ゴーゴとの間にモモ(メス)誕生 (バフィン22歳)
2016年6月13日 モモと共に浜松市動物園に帰還(バフィン24歳)
2019年3月   モモと子離れの時期(バフィン27歳 モモ4歳)
2024年3月27日 モモは男鹿水族館GAOに移動
2024年3月28日 男鹿水族館GAOよりユキ(メス)来園→交替展示となる
2025年12月4日 男鹿水族館GAOに移動したモモが出産(初孫誕生)
2026年2月8日 ゴーゴ死亡(享年21歳)
2026年3月20日 肝不全のため死亡(バフィン34歳)

※奇しくもバフィンが天王寺動物園へ移動していた期間、浜松市動物園にはキロル(オス)が来園し飼育されていました。

浜松市動物園のホッキョクグマ舎は、コンクリート床の部分と土の部分と広めで深いプールがあります。

地面のところには、よくペレットが撒かれていたりしていましたが、同時に草もはんでいたようです。

この日は入水しなかったですが、以前はよくドボンと飛び込む様子を観ていました。

数々の経験が実を結び、19歳での繁殖初成功、娘と共に無事里帰りを果たし、自然な形で親離れ、子離れの時期を迎えられたバフィン。

バフィンの愛を受け継いだモモが、初孫くんへの愛へと繋がっていく。

23歳のバフィン

33歳のバフィン

モモが男鹿水族館GAOに移動した後も、ずっと展示され続けていたバフィンとモモの身長計。リアルな大きさを体感出来る素晴らしい作品。

人間の平均寿命と比べれば圧倒的に短い寿命のホッキョクグマ。移動も多かったこの家族は、儚くも濃密な一生を送ったのかな。前の繁殖相手ジェイソンと、ゴーゴ(写真)の命日は、奇しくも同じ2月8日。
皆が繋いでくれた命と、動物園での楽しい日々の思い出に感謝。

天王寺動物園時代のバフィンとモモの映像。

浜松市動物園で共に過ごしていた頃の、バフィンとモモの映像。

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