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【しろくまにっき】長時間プールのリラとララ検査のお知らせ

(Lila the Polar Bear, female 10 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2025.10.27)
2025年10月27日(月) 15.1℃/9.3℃
10月23日に札幌の初雪が観測され、秋が深まりつつある10月下旬。ここ数年は秋(10月)になると、リラは屋内で休む時間が増えたり、あまりプールに入らなくなるなあと感じていますが、一昨日(25日)からは一転、少し長めにプールに入っています。単に気分なのか、季節的な事か、疑問は一向に解決しませんが、ホッキョクグマが水中を泳ぐ瞬間をガラス越しに見る体験は貴重なので、無心に楽しみます(笑)。

また今日はララについて、明日(10月28日(火))、麻酔下での検査と治療が行われるというお知らせがありました。検査後の展示についてはララの体調次第で変動するとのことです。

今朝は天気予報では雨でしたが、午前中はとても良い天気で青空も見え、紅葉も輝いて見えました。(午後から雨)

11時30分頃、リラはプールに入り、背中を濡らすことなく、ゆ〜ったりと水面を漂うように、4周くらい泳いでいたかと思うと・・

今度は潜水し、アザラシプールの境界に沿って、行ったり来たりを続けるコースを泳ぎ続けます。
各園館のホッキョクグマたちは、それぞれ泳ぎのルーティンを持っていますが、このルーティンを持つのはリラだけでしょうね。ホッキョクグマ館に入居してからしばらくはよく見られたものですが、最近は珍しくなってしまいました。以前は、若いアザラシのアズキとのやり取りも楽しかったものです。
今日は、11時30分頃から12時15分頃までずっとプールに入り続けていました。

さて、ララ(メス/30歳)はというと、今日はいつものエリアからひとつ隣の「シャチのマス」へ横移動し、明日の検査に備えます。

檻に付いていたホッキョクグマサインは、隣マスへ移されました。

10月21日頃から見られた症状から、泌尿生殖器系の細菌感染症の疑いがあるということで、投薬治療が進められていたそうですが、改めて全身麻酔下で詳細な検査治療を実施することになったそうです。

10月28日(火)にララの展示を中止し、全身麻酔下で詳細な検査と治療を実施する。
経過を慎重に観察するため、ララの体調によっては、しばらくの間、室内での療養を続け、展示を中止または制限する可能性あり。

円山動物園HP ホッキョクグマ「ララ」の健康管理と展示中止のお知らせ

明日は麻酔をかけるため、事前に絶食する時間が必要となり、前日のランチが検査前のラスト給餌。(このあと明朝までご飯抜き・・)
そんな事など知らないララは、いつものようにモリモリ食べていました。
詳しく診てもらい、少しでも早く治して、快調な暮らしに戻れますように。

シャチのマス(写真右)の左側のマスだけは、プールの水がそのままになっており、それ以外のプール水は全て抜かれました。
検査後しばらくは、行動範囲を狭められるようす。

今日の旧世界の熊館周辺の紅葉状況。ララ邸のツタが美しいです。

映像は今日のリラの様子です。

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