八木山動物公園(仙台)で2025年6月2日(月)から公開が始まった、双子のホッキョクグマ(オス・メス生後5ヶ月)と母ポーラ(20歳)に、9日・10日の両日会いに行きました。飛行機を予約した当初は日帰りにしようかと思っていましたが、途中で思い直し宿泊の予約も取りました。何度か観られたらそれで満足なのですが、まさか1分(下手したら0回)しか観られないとは、今年のこぐま観覧はなかなか厳しいですね。前泊するなどして開園から望めば、1~2回は必ず観覧出来るし、平日ならもう少し多く観覧出来るはずなので、心に余裕を持って出かけられます。
2日目の朝は7時50分くらいに到着。動物園にこんなに朝早く出かけるなど初めての事。上野パンダ目的で8時25分に訪問した記録の更新です。八木山動物公園東門前にはコーンバーが設置されており、すでに20名くらいの人が並んでいました。
【入園券・年間パスポート】
ホッキョクグマ観覧・それ以外にかかわらず、列は1列のみ。
当日朝に入園券、もしくは年間パスポートを購入する場合、開園の9時から販売されるため、列から離れて購入する間に順番は抜かされていくという状況になっていました。門の前で並んだ列のまま、ホッキョクグマ舎まで係の人に案内されます。
(より良い方法に随時変わっているようなので、記録としてご参考までに)
東門から案内されてホッキョクグマ舎に到着しても、9時15分になるまで数分間は待機時間になります。親子はすでに放飼場に出ていて、活発に動いているようでした。
双子だけで、バシャバシャ水遊び中。(手前オス、奥メス)
潜水したり、浮力を使ってジャンプしたり、浅めのプールならではの楽しい遊び。
(左メス、右オス)
水からあがると、なぜかみんな同じ顔になるこぐま(笑)(メス)
潜水の自主練中のメス。プールの隅っこに何か見つけたのか、気になるようです。
陸にいるメスと、ポーラお母さんと一緒にプールで遊ぶオス。こんなお風呂っぽいところの子育てをガラス越しに観られるのは、八木山限定でしょう。でっかいお母さんとちっこいこぐまの対比が、本当に微笑ましく、そして可愛らしく、お風呂最高です。
陸のオスとプールのメス。どちらも自分のタイミングで、よくプールに入っていました。
ひとしきり遊び、11時近くなると、お休みモードになってきました。毎日規則正しい生活をしているので(寝室の出入り、給餌)、自然とそろそろ屋内に入る気持ちになっているかもしれません。
中央で休み始めるメスと、ポーラの後にくっついてじゃれていたオス。
6月16日(月)17日(火)?以降は、気温が高くなると予想される日は扉が開放され、屋内外の出入りが自由となるため、観られない時間が発生するかもしれません。
八木山動物公園HP
親子の観覧が11時で終わると、今度はお父さんのカイが広い放飼場に登場します。
平日に限り11時45分からおやつタイムが始まるので、ガラス前にはたくさんの人が集まっていました。ガラス前で仰向けになった姿を見ると、改めてその体の大きさを実感出来ます。
小さなハゲひとつない珍しいほどのイケメンぶり。頭頂部のカーブ具合はロシア系?丸っこくて美しいです。
さて双子の見分け方について担当さんに伺ったところ、耳と耳の間の頭頂部の形をよく観ているとのこと。メスは緩やかなカーブで、オスは少しこんもりした丸いカーブ(すでに父親風?)
ただ一瞬を捉えた写真だけは判断がつきづらく、角度によっては見分けづらいので、ある程度前後がわかる状態の方が、なお正確だと思われます。どちらも水に入ったら同じ顔になります(笑)。
今限定の見分け方として、尻尾の毛の長さ・・メスは長く、オスは短い。
左目の上に小さなキズ?(黒い点)があるオス。
その他にも小さなキズがありますが、こぐま同士は常に噛み合ってじゃれているため、日々変わり、すぐに治り毛が伸びてくると思われるので、見分け方としては不安定です。
6月2日から17日まで愛称投票が行われています。発表は7月5日。
どの名前になるのでしょう。
2025年6月9日(月)・10日(火)の様子です。
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