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レッサーパンダ帳 560 この冬登場したハウスとココが消えた場所


レッサーパンダのココは、2月16日に麻酔下による検査が行われ、下顎犬歯の歯槽膿漏とそれに伴う排膿と、変形性脊椎症が認められたそうで、今後は、確認された所見にあわせた健康管理が継続されるとのことです。麻酔から無事に目覚めたココは、まだ食べるのに少し時間がかかっているようなので、現在、午前中は非展示の寝室内で抗生剤入りのエサを食べてもらうようにし、午後から屋外に出て過ごしています。

円山動物園HP シセンレッサーパンダ「ココ」の麻酔検査について


2月に入り、屋外中央の放飼場には、三角屋根のかわいらしいハウスが設置されています。


ココは時々中に入ってはゴロンとしているようです。


レッサーパンダ舎屋外には、夏に日陰となるような場所が少なく、草木の日陰が頼みとなっていますが、少しずつ工夫を重ねられています。


昨年末12月には、ユキヒョウ側の屋外放飼場内は、一部ログハウス風な木組みに改修されました。


矢印の場所にあったハウスは移動しました。


矢印の場所にあったのは、時々レッサーパンダ(写真はギン)が中で休んでいる様子が見られたハウスでしたが・・・


リニューアルされて、中央放飼場に設置されたのです。


ココはそのハウスに出たり入ったりしながら、ハウスの裏側に向かうと、ふっと消えていきました。どうやら雪穴の先に空洞があるらしく、そこに入り込んでしまうのです。しばらくすると出てくるのですが、それまではどこからも姿が見えなくなります。野生のレッサーパンダも雪穴を散策したりして暮らしているのかなあと思い馳せたり、雪穴に籠もってしまうアメリカクロクマの風子を思い出したりもしました。


高い雪山も登ろうとしていましたが、無理だとわかりやめました。検査結果など心配はつきませんが、ココがより快調に過ごせますようにと願わずにはいられません。

2月20日(日)の様子です。午後からは一時暴風雪となっていましたが、セイタも元気そうでした。

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