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フラミンゴの求愛ディスプレイを観察する


今年は春先に発生した鳥インフルエンザのため、熱帯鳥類館がしばらく閉鎖されたこともあり、屋外に出るのが例年よりも遅れた、円山動物園のフラミンゴたち。6月に入りようやく屋外に登場しました。札幌の円山動物園では、例年夏の終わりごろに卵が孵っており、逆算すると繁殖シーズンが始まっているということになります。それを意識して観察すると、フラミンゴの見え方もいつもと違ってみえるというものです。


2023年は6月3日(土)から屋外に出ました。2019年からフラミンゴの獣舎が少し広くなりましたが、西よりのマスにいることが多いような気がします。


個体識別は出来ませんが、現在フラミンゴは全27羽。赤色が濃くて少し大きいベニイロフラミンゴが7羽。少し小さくて淡い色のチリーフラミンゴが20羽。雨上がりなので、羽根が濡れた感じです。


求愛ディスプレイと言われるものは3パターンあり、
翼を大きく広げて、サッと戻す「敬礼」。
首を左右に振る「旗振り」。
一斉に歩き始める「行進」。
行進を見るタイミングはなかなかレアだと思いますが、敬礼と旗振りは頻繁に見られるかな?と思います。


すでに飼育員さんが泥で作った盛り土があり、そこでフラミンゴたちが営巣してくれるのを期待しているところです。


今年も8月〜9月くらいに、可愛いヒナが見られるといいですね。

行進の距離はちょっと短めですが、一斉に歩くとキレイです。

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