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アライグマのチャロ 野生から円山動物園へ


今年春に生まれたばかりのアライグマの幼獣が円山動物園に来園、6月30日から園内のこども動物園、ビーバーの森で展示が始まりました。赤ちゃんと呼ぶには少し大きいかなと思いますが、容姿や行動はあどけない幼獣です。当然ながらこの時期は短く、あっという間に成獣になると思われます。


チャロ(メス)は共和町で捕獲された野生個体。6月12日に円山動物園に来園しました。同じ罠にもう1頭のメスが捕獲されており、その個体はおびひろ動物園に移動し「チャチャ」という愛称で6月20日から展示されています。姉妹だったのかも?しれませんね。


今年1月19日にアライグマのチャン(メス/享年12歳)が亡くなったばかりで、アライグマが不在だったところでした。ビーバーの森の中で3マスを開放して使えるようになっていました。「チャン」とひと文字違いの「チャロ」ですね。


化粧石が敷かれていて、エントランスのようです。


もともとはカナダ、アメリカ、メキシコが原産地だそうですが、日本に持ち込まれ、野生化し、その繁殖力の強さから、農作物の被害も問題となり、今では特定外来生物に指定され、駆除対象です。絶滅が危惧されている動物や、駆除対象の動物、問題の発端は人間かと思うと考えさせられます。


アライグマの幼獣は初めて見ましたが、やはり可愛らしいです。幼い時期のその可愛らしさ、人懐っこさでペットにしたいと思ってしまったのでしょうか。成獣になると気性が荒くなるそうですが、チャロはこれからどのように成長していくでしょう。


容姿が可愛いだけじゃないところを、これからたくさん見せてほしいと思います。

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