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沖縄 海洋博公園でマナティーに会う


2019年は、初めて沖縄に行ったことも思い出のひとつ。海洋博公園では、マナティーに初めて会いました。国内では、4ヶ所の施設で、3種類のマナティーが飼育されています。沖縄で会えるのは、3種類の中でも一番体の大きい、アメリカマナティーです。


国営公園である海洋博公園内には、美ら海水族館(有料)、ウミガメ館(無料)、イルカショーが見られるオキちゃん劇場(無料)、マナティー館(無料)など、様々な施設があります。マナティー館が入館無料なことにも驚きました。


マナティー館には、4頭のアメリカマナティーが暮らしており、こちらはマヤ(メス/2019年1月現在 推定32歳)。カバのように、口鼻周りにヒゲのような毛が生えていて、体にも少し毛が生えていました。前ヒレというか、前肢を器用に曲げたり、水底について歩いたり、水を掻いたり使っていました。


脇の下におっぱいがあるそうで、矢印の辺りでしょうか? マヤは2001年にユマを産んだお母さんです。


ちょうど、飼育員さんからニンジンをもらっている姿を見ることができました。野生下のマナティーは、水草などを食べる草食の哺乳類。飼育下では代用として、ニンジン、キャベツ、白菜、レタス、かぼちゃなどを与えているそうです。聞けば納得ですが、ニンジンを食べている姿を初めて見た瞬間は、やはり驚きました。


野菜の産地が変わるだけで食べなくなるなど、なかなかデリケート。


マナティーとジュゴンの違いは、はっきり説明出来ませんが、こうして見るとなるほど。マナティーの尾ひれの形は、本当に特徴的です。


マナティー館では、ユカタン、琉、マヤ、ユマの4頭のアメリカマナティーが暮らしています。


マナティーの前肢には爪が生えており、その形はゾウに似ています。実は共通の祖先から枝分かれして進化してきたとか。現代の見た目は随分違う生き物に進化してきたものです。

国内でマナティーを飼育している4施設は・・・
熱川バナナワニ園(静岡)  アマゾンマナティー 1頭(じゅんと♂)
鳥羽水族館(三重)  アフリカマナティー 2頭(かなた♂、みらい♀)
新屋島水族館(香川) アメリカマナティー 2頭 (ベルグ♂、 ニール♀)
海洋博公園(沖縄) アメリカマナティー 4頭 (ユカタン♂、琉♂、マヤ♀、ユマ♀)
現在、マナティー全3種類9頭が国内で飼育されています。
鳥羽水族館には、ジュゴンもいますから、久方ぶりに出かけてみたいですね。

(2019年3月9日(土)撮影)

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